マザーハウスボランティア「おしっこ事件」

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マザー・ハウス「障がい児の家」ボランティア2日目。

 

おはようございます、ねーむー(*´∀`)

今日も5時起きでミサに参加からスタート!!!

あいかわらずミサは参加してる意味が見いだせず、正直眠さの方が勝ってしまっているよー。

体力も奪われるし、ミサでない方がいいかなぁ。

 

「ねぇ、シスターたちを見てどう思う?」

 

同じ宿に泊まる日本人の20代前半の男の子から、突然聞かれました。

え、ど、どうって・・・(たじろぐ)

 

「すごいよね、シスターたち。毎日毎日ここのために生涯を捧げて。世界中からきてるんだよ。俺は女だったら絶対シスターになりたいんだ。マザーの事も大好きだし、常に神様のそばにいれるなんて幸せだよ。シスターたちは恋愛も結婚も出来ないけど、俺、恋愛とか結婚とか興味ないもん。みさきさんは、シスターになりたいって思う?」

 

「いえ、わたくしはデートもしたいし、結婚もしたいので(ドきっぱり)」

 

彼は宗教を学ぶのがとても好きで、わたしとは全然違う視点から見てるし活動してます。

逆に、わたしが気付くことには全然気付かないって言ってました。

 

たとえば看護師、たとえば教師、セラピスト・・・

色んな職業や専門の人がいて、それぞれ違う視点から同じものを見ているので、その話は国籍関係なくとても興味深いし、面白いです。

わたしにとっては意味の見いだせないミサでも、彼にとってはまったく別なんですね。

同じ日本人、同じ無宗教だけど。

 

ミサと朝食後、そのままグループごとに別れて、バスとトゥクトゥクで施設に向かいます!

 

今日(日曜日)の活動内容~(*´∀`)

  • 2階にある部屋に子どもたちを連れて行く
  • 一緒にミサをする
  • 1階の部屋に子どもたちを戻す
  • 軽食の食事介助
  • 部屋の中でお遊びタイム
  • 昼食の食事介助

 

昨日は、先発隊に置いていかれたのでちょっと遅れてしまったんですが、今日はみんなで一緒に行けたのでちょっと早めに到着!

そしたらスタッフさんたちが、髪をくしでとかしたり、顔を濡れタオルでばーっと拭いて保湿クリームを塗ったり、首の当たりになにかスプレー的なものを吹きかけてました。

お風呂の代わりか、お風呂のあとか分からなかったんですが、お風呂は毎朝入ってるとスタッフさんが教えてくれました。

これだけの人数を毎日って、めちゃくちゃ大変な気がするけれども・・・

 

お風呂とトイレは、かなり清潔で綺麗でした。

一応掃き掃除はしてましたが、足が真っ黒になるくらい汚れてるのはホールくらい。

外でご飯食べるところは水掃除してたし、服もタオルも毎回変わってるし(だから洗濯物は毎日多い)

 

インドの中で考えたら、かなり清潔!

 

ミサのために子どもたちを2階へ連れて行く組と、最初は洗濯する組に別れて活動しました。

わたしはミサへの移動組~(*´∀`)

 

10代後半の男の子が全部やり方を教えてくれて、エレベーターや階段を使って行ったり来たり。

彼は簡単な英会話は全然できます。心優しくて、お手伝いも大好きで、率先して色々な仕事をやってくれます。

スタッフさんが手の届かないところもやってくれて、すごく助かる存在なんだろうなぁ。

 

ミサは、ブラザーとシスターと一緒に、小さな部屋で行われました。

聖書を読んだり、聖歌を歌ったり、演奏も子どもたちがやって。

これ、ミサより子どもの様子の方が面白いなーー。

 

と、思いながらいろんな子たちを順々に見てた時に、ふと目に入ってきた光景。

 

障がい児をぎゅっと抱きしめ続ける欧米女性。

おそらく50~60代くらい。

とても愛おしそうに、宝物のように、守るように。

でもそれが、彼女が彼を必要としてるように見えました。

 

ここマザーハウスでは、毎年ボランティアに来る人もいるみたいです。

しかも何年とかじゃなくて、十数年間、毎年。

 

「ここでエネルギーをもらって国に帰るの」

 

ここには誰かのためではなく、彼らのためでもなく、マザーへのためでも、神へのためでもなく、自分のために来る人も多いんだ。

あの女性も、もしかしたらこの場所に救われてる一人なのかもしれないなぁ。

 

なんて想像したら、なんだか胸がきゅうっとなって、ちょっと泣きそうになりました。

とても綺麗な光景だったなぁ。

 

そのあと子どもたちを降ろして、軽食(クッキー)の補助をして、部屋の中でちょっと遊んで。

そしたら、中学生以上のお兄さん組が2階へ上がって行きました。

どうやら日曜日は、シスターによる特別授業があるようです。

 

「ねぇ、あなたここのボラ長いよね?勉強ってどうなってるの?」

「ああ、木曜と日曜以外はクラスがあるんだよ」

「ここで?だれが教えてるの?」

「ボランティアとかスタッフとかシスターとかかな」

「ふーーん」

 

一応、ここの施設で教育も受けられるらしいです。

どの程度かは見てみないとわからないけど。

 

5、6歳くらいの男の子が今日調子悪くて、ずっとぐずぐずしていました。

どうやら自分も2階に行きたいのに、行けなくてぐずってるようでした。

 

扉の鍵は、手の届かない上側にも付いています。

それをイスを持ってきてそれの上に乗って開けようとしました。

あぶないから降ろしたんですが、この子・・・賢い!!!

 

その子がトイレに行きたそうだったので、トイレに連れて行ったんです。

 

そこで、おしっこ事件発生。

 

なんと、そのおぼっちゃん・・・

おしっこを壁とかにびゅんびゅんとばしばじめたんですわ。

ここここここらーー!男子あるあるーーー!!!!!(((((( ;゚Д゚)))))

 

「きゃははー!」って楽しみまくってるその姿を見て、思いました。

これが悪いことだと分かってやってるなこいつう~(*´∀`)

 

お遊び最中は止めることは出来ないので、全部遊び終わった後、真顔で言いました。

 

これ分かってて、やったでしょう?

いけないことだって分かってるよね?

自分で汚した分、自分できれいにしなさい。

 

英語も意味もどこまで分かるか分からないし、果たして彼がキレイに出来るのかわからないけど、とりあえず言ってみました。

そしたら、彼、「うん」ってうなずいて、そのあとトイレットペーパーで全部上手に拭いたんです。

掃除の仕方も、ちゃんと分かってる。

 

休憩の時に壁に貼ってあるパウチで確認したら、その子は発達障害でした。

へえ、発達障害の子もこの施設に一緒にいるんだ!

ほんっと程度も障がいも、色んな子がいるな!

 

ていうか、ボランティアでいっぱいっていうけど、これ人足りてないんじゃないかなー・・・

ときどき子どもが目の届かないところに行ってるのが、すごい危なっかしくてヒヤヒヤする!

 

スタッフさんたちは、相変わらず扱いが雑です。

力もめちゃくちゃ強くて、ぐいっって力づくでする感じ。

叱る時も超大きい声で「◯◯!!!」って叫びます。

 

ちなみにイギリス人高校教師ダニエルも、子どもに対する叱り方がかなり強いです。

この辺を国で比べるの、興味深いかも。

 

昼食の介助をして、今日の活動はおわり!!!

もうまじで寝そう・・・しかも若干筋肉痛がきています(弱)

人を担いで運んだり、めっちゃ力の強い子と遊んでたからだなー。

 

帰りのバスの中が満員だったんですが、うまく席が空いたから座ったらおばあちゃんが入ってきたので、インドの民族衣装サリーを来たおばあちゃんに席を譲りました。

 

そしたら、しわしわの手で、頭をなでてくれました。

 

しかも何度も何度も。

手にキスをしてその手で、子どもにいい子いい子ってやるように。

わたしもいい大人なんですが・・・

 

す、すっごく嬉しい・・・!

 

そんなことしばらくされてなかったので、めっちゃ照れてしまいうまく目を見れませんでした。

そして、Thank youって、何度も言いました。

 

「感謝」じゃなくて、「愛」もらっちゃった。

 

愛をあげられる人かぁ・・・

わたし、ぜんぜん遠いところにいるなぁ。

明日もがんばろ!

 

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