新社会人まで残り6ヶ月。
とある10月のこと。
海外どころか、飛行機もろくにのったことない。
街中で外国人に道を聞かれたら
「こっ、ここまっすぐデースよーー!?」
と変な片言になってしまう。
そもそも、英語って何語なんでしょう?
っていう超レベルの低い私が。
海外旅行スキル皆無の私が。
はじめての海外をひとりで行くことにきめました。
そして、
親の猛反対にあっていました。
「だって、必死に探したけど一緒に行ってくれる人いないんだもん」
「ほら、もうみんな就職してるし!」
「やっぱ働きだしたら、行けなくなるんだよね~うんうん」
「今しか出来ない旅がしたい!」
と、それっぽいことを並べて訴える私に対し、
「じゃー自分のお金でいけば」
と冷酷に返す母親。
いやいや、おかーさま。
わかってらっしゃるとは思いますが、
貯金なんてまったくないんです、私。
ずうずうしいことを承知で言わせていただきますが、
この情熱に免じてそこは就職祝いとかでね、
貸してほしいなーーなんて。
働きだしたらぽーんとかえすからさっ(・∀・)b
「甘いこと言うんじゃないわよ」
はい、おっしゃる通りです…
初めての海外で英語もできないくせに、
女手一つで育てた1人娘が、
金もない分際で
ひとりで海外に行きたいと言い出したら、
そりゃ親は反対しますね。
しかし!
そんなことで、すでに火がつきまくってる私の海外へ行く意思は
くじけないんです!
たとえお金を借りようと、今しかない!今いきたい!
なんかよく分かんないけど、とにかく行きたい!
まけられない!
この戦いはまけられないんだぁぁ~
(もう「行きたい」スイッチが完全ON)
と、方向性を間違えまくった使命感に燃え、
ネットで得た女一人旅の情報を
だいぶ都合良く親に流しまくりました。(←これ大事)
家ん中、だいぶギスギスしたけど、
一ヶ月間毎日毎日言い続けました。
まさに意地と意地のぶつかりあい。
そんな甲斐もあって、さすがにうんざりしたのか、
ようやく親が折れてくれたんです!
母「あんたの熱意はわかった・・・・
もういいわ、行ってきなさい・・・
もう・・
しんできなさい!!!!!!」
し・・・Σ(゚Д゚|||)??
あれ?1人旅・・?こわいかも・・?
行きたいスイッチOFF…(*´∀`)
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