オースワーホリですごく有名な通りで働いたけれども、実際のところどうなの?

最後の給料を受け取りに、前まで働いていたカフェにお金を取りに行ってきました。

メルボルンには、レーンウェイと呼ばれる細い路地がいくつもあり、小さなカフェが軒を連ねています。

ところせましと路地に並べられたテーブルたちがまたいい雰囲気♪

わたしが働いていたカフェは、そんなメルボルンのレーンウェイの中でも有名な、Degraves Street(デグレーブス・ストリート)という人気の細路地にありました。

一歩路地に踏み入れるとガラッと雰囲気がヨーロッパ調に変わる、とても雰囲気のいい路地です。

週末に働いていたので、ご飯どきはいつもテーブルは満席。

テーブルが空こうものなら、まだ片付けもしていないうちから我先に!とお客さんの席取りがはじまります。

そんな有名な通りで3ヶ月間働いてみましたけれども・・・

実際のところどうなの?

今日はそんなお話。良いところも悪いところも両極端だったなぁ。

観光には最高、朝・昼・夜と違った顔がみれます!

この通りと、その近くのCentre Place(センター・プレイス)は、まるでヨーロッパの路地のようなすごく楽しい通りです♪

たくさんのこじんまりしたカフェやお店が立ち並び、賑わい、テラス席でコーヒーや食事を頼み、ウェイターやウェイトレスさんたちとのやりとりを楽しむ!

旅をしているときのこのひとときは、最高に幸せですよね。

朝は6時から空いているところもありますし、朝、昼、夜と、ガラッと変わる雰囲気を楽しむのも面白いので、一見の価値ありだと思います〜♪

でも地元のお客さんはあまりこない…なぜなら…

お客さん層としては、やはり観光客や、地元の一見さんが多い模様。常連さんもいますけど、そんなに多くはないです。

なぜなら・・・メルボルンにはもっとおいしいコーヒーを飲めるところ、食事ができるところがたくさんあるからです。

雰囲気を楽しむためにはオススメですが、食にこだわりがある人向きではないかなと。それに人気の通りなので、値段も割高です。

あとはこのお店がひしめき合う路地・・・衛生状態も決して良くはない・・・「はず」とつけたいけれども、まぁ良くないです(笑)

私は小汚系食堂などでテンション上がるタイプ(小汚系食堂とはこういうかんじのこと)なので大丈夫ですけど、下がるタイプの方にはオススメできません。

早朝や夜のこの路地の汚さ、結構すごいですよ!

というかメルボルン全体汚いです(笑)

気になる給料はというと・・・

うちのカフェは給料は完全なる違法で、手渡しで時給10〜15ドルとまちまち。その他にチップが6時間働いてひとり7〜15ドルくらい。

時給はだいたい13、14ドルのひとが多くて、わたしもその部類。なぜか10ドルくらいで働いている人とか、高校生だから12ドルとかまちまちです。

でも、高校生の最低賃金は約8ドルらしいので、「すごい給料高い!」って喜んでました。セクハラおじさん、この事実を知らないんじゃなかろうか。

そういえば一度「ジャパレスのバイト夜は働けないって断って、こっちもっと入れ!」って言われたことがありました。

「いや、それはないよ(笑)」

「なんでだ!?」

「ちょ、前に言ったじゃん、彼らは私に時給20ドル以上くれてるって!」

「なに!?」

「(忘れてたんかい)そんなわけだから、」

「よおーし!俺は30ドル払うぞははは嘘〜!」←おい。

よくそのギャグ言えるな、ともはやその開き直りに感心するレベルです。笑

オーストラリアの最低時給は振込み16.87ドル(2015年3月調べ)ですが、悲しいことにメルボルンではこんなところも多いのです。これが実態。

供給が多いということは、需要が多いということでもあって。

すごい気になっていたので、すきを狙っていろんな国の人に聞いてました、「なんで低い給料で働いてるの?」って。

答えはいつも、「もっといいところが見つかったらうつるよ」「他に仕事が見つからない」「給料低くても長時間働けるから結果的に」「自国よりは給料いいし」「すぐにお金が必要だからキャッシュでもらえる方がいい」など・・・

まぁ別に一時的な仕事だから、多少低くたってかまわんよ〜ってことですかね?

いろんな国からメルボルンに来て去っていくので、低い給料で働く人がとだえることはないんじゃないかなぁ。

定期的に摘発(?)されて改善されているみたいですが、ありすぎて追いつかないみたい!

しかしこの”場所”で働くのは面白かったです

とまぁ、いろんな原因(主におっちゃんのビジネスについていけない)から辞めたわけですが、それでもこの通りで働くのはおもしろかったです♪

学校に行っていないとなかなか友達は増えないのですが、ここのおかげで友達もできたし、いろんな国の同僚やいろんなタイプのお客さんと接するのも楽しかったし、基本適当だから気は楽だったし。笑

隣のカフェで働いてたらまた違ったなぁ、とも思うけれども、残念なことでも実際に触れて知ることができたので、よし。

レジュメにも書けるので、違法じゃないローカルカフェの仕事ゲットです。笑

おまけにおっちゃんとの最後のやりとり(笑)

「お前、あの女(あなたマネージャーかなにか?の子)と仲良いのか?」

「え?仲良くないよ。」

「そうか・・・あいつクビにした!」

「え!おっちゃん!ついにやったんだね!(笑)」

「アグレッシブすぎるんだよな。我慢ならず・・・」

「(というかもはや、フロアスタッフ全員見たことないぞ。安定のスタッフ変動。)」

「でもmisakiがもし仕事に困ったら、いつでも戻ってきて良いからな!」

「OH〜!スウィ〜〜ト!」

「コーヒー飲んでいくか?ん!?」

まぁ戻らんけども(*´∀`)

万が一、時給が30ドルになったら、戻ることにします(笑)

今はジャパレスに結構入れてもらっているので仕事探しはしていないのですが、そろそろまた探し始めようかな。

面白い仕事見つかるといいなー。

仕事探しは大変ですけど、「ひとつ決まってる」のと「ひとつも決まってない」は精神的に大違いですから・・・

がんばります!ではまた〜♪ いまからビール!

★1ドル=85円

 

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