コルカタの映画館でインド映画ボリウッドを見てきた

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インド初日の朝!!!

 

ここが安宿街のサダルストリート。

安い宿がたくさんあり、観光客もたくさんいるので、治安の悪い通りでもあるらしいです。

 

とりあえずもっと良い宿を探すためにこの通りを散策!

そこら中から日本語が聞こえて・・・

 

「コンニチハー」

「オネーサーン」

「ゲンキー?」

「チョットハナソウヨー」

 

って、警戒レベルがぐんぐんあがっていきます。

日本語を話せる外国人は基本信用しないのに、それがこんなにたくさんいるおおお (((((( ;゚Д゚)))))

 

ほんの30分くらいの間に2、3人に着いてこられて、全部「話す?むりむり忙しいから~!」って断りまくって、いや~なんていうか・・・

昼なのにこわい!(((((( ;゚Д゚)))))

まだ街がどんなのか知らないから、歩くだけでドキドキだというのにー!!!

 

「Hello~ なにしてるのー?」

 

ああ、もうまたかい!!!(((((( ;゚Д゚)))))

 

「君、マレーシア人?」

 

ま、マレー・・・

 

「え?なに?わたし、マレーシア人に見えるわけ?」

「いや、え、韓国人?」

「あー近くなってきたよ~」

「中国人?」

「ってこれだけ日本語話せるやつが多い中、なぜ日本人が出てこないかね。笑」

「あー!日本人か!ごめんごめん!俺そのへんの違いが分からなくて。」

「はは、じゃ!そういうことで!」

「えー今なにしてるの?」

「今日泊まるホテルを探してるんだよ。あ、ここだ。じゃ!そういうことで!」

「俺、ココ(ホテル前)で待ってるよ。」

「え?なんで?いやいいよ待たなくて!」

「まぁまぁ、ちょっと話そうよ。」

 

ぐぬう。。インド男子。。

こいつは日本語で話しかけてこないパターンだな。。

 

「はーここもだめだわ。まーいっか。今日も同じとこ泊まろ。」

「安いところ、連れて行ってあげようか?」

「いや、いい、いい。ていうか君、暇そうだけどなにしてんの?」

「おれ、いま仕事ないからなんもしてなーい。」

「ふーん・・・(あやしすぎる・・・)」

「君はこれからなにするの?」

「うーんごはんたべるかな。お腹減ってるし。」

「おーおれも!一緒に食べる?」

「いや、いい、いい。友達が宿にいるから。」

「すごい警戒されてるなー、まぁ分かるけどねー。」

「正直なところ、インドについて色々聞いてますから。」

「まぁね、警戒した方がいいよ。」

「うん、君のこと知らないからめっちゃ警戒してる(笑)」

「じゃーどっか行くんじゃなくて、ちょっと街をぷらぷらしながら話そうよ。」

 

うーん・・・まぁ歩きながらならいいか。

そんなにガツガツ強引にくる感じもないしなぁ。

 

近くにある大きなモイダン公園をぷらぷら~。

話してたのは、本当にたわいもない会話でした。

わたしの日本でのこととか、彼の話とか・・・

 

「俺はすごい田舎出身なんだ。そろそろ帰ろうと思ってて、一緒に行く?」

「いや、行かないでしょ笑!知らない人に着いていっちゃダメなんですよ。」

「まあ、そうだろな!チェックしてこの人は大丈夫と思ったら仲良くすればいいんだよ。」

「悪いけど、注意深くいくよー。」

「ていうか、コルカタより他の都市行った方がいいよ。」

「なんで?」

「田舎の方がリアルインドが知れるから。」

「田舎の方が好きなんだけど心配されててさー、親とか彼氏とか。」

「あー彼氏いるんだ。日本にいるの?」

「いや、カナダだよ。カナダで出会ったんだへっへっへ♡」

「おー!おれもヨーロピアンの彼女がいたことがあって…」

 

おお、彼氏とらぶらぶ攻撃にも、まったく動揺する気配がないな。

てことは、目的はやはりか!?金だよね!?わからん!(((((( ;゚Д゚)))))

 

「あ、友達から電話だ。ちょっとごめん。」といって、なにやら電話で話すインド男子。

 

「(ぴっ)ソーリー」

「いや、いいよ。友達なんだって?」

「映画いこうってさ。」

「おおお、映画!?BOLLYWOOD!?

「え!!!知ってるの!?」

「うんうん、めっちゃ人気なんでしょインドで!一回だけ見たことがあるよ!」

「へーなんの映画だろ!」

「何時に映画行くの?」

「さー。友達次第かなー。」

「ふーむ・・・わたしも映画見よっかな。」

「おー!ほんと!?ちょっと友達にチケット3枚とれるか聞いてみるわ!」

「チケット代いくら?」

「さぁ…70ルピーとか100ルピーとかそんなもんかなー。」

「安っっっ!!!(((((( ;゚Д゚))))) 」

 

映画はどこかで見ようって思ってたし。

それに彼、ラージは今のところ嫌な感じはしないから、インド人どんなもんか様子を見てみたいというのもある。

インドでインド人を全部避けて旅するなんて出来ないからねぇ。

インド人のお手並み拝見!!!

 

ということで、向かったのはニューマーケットの近くの映画館。
(globe cinema Madge Lane, New Market Area, Dharmatala, Taltala Kolkata)

 

彼の友達(おっちゃん)と映画館の前で落ち合って、チケットを購入!

 

125ルピー(200円)100ルピー(160円)70ルピー(112円)のチケットがあるようで、うちらは70ルピーの席をチョイス!

 

「これニュームービーなんだぜー!(*゚∀゚)=3」と楽しそうに話すラージ。

インド人が映画が大好きというのは、本当らしい。

 

朝からなにも食べていなかったので、映画館の近くのお店で朝ご飯+昼ご飯!

 

「なにここ、有名なの?」

「エッグロールでいい?」

「なんでもいいよー♪」

 

って買ったエッグロール20ルピー(32円)が・・・

めっっっちゃおいしいい~~!(*゚∀゚)=3

たまねぎなどのベジを卵パンケーキみたいので包んだものです!

インドの食べ物おいしいじゃないー!カレー味だけじゃないじゃないー!

 

3時間映画の途中で休憩はあるらしいのですが、トイレにいってから席に座りました。

ていうか、全然一番安い席でもいける!しかも綺麗!

どうなってるインド!!!

 

そして、映画がコマーシャルからはじまり、部屋の中も暗くなり・・・

人の出入りは相変わらず激しくて(*´∀`)

 

そして本編がはじまり、人々も映画に見入り・・・

ここぞっていかにものポイントで、「うおおおおヒューーウ!いいぞぉー!うっひょおー!」と手を叩いたり叫んだりめっちゃくちゃ盛り上がったりしてて(*´∀`)

こ、こ、こ、これぞインドーーー!!!

 

「どうだった?楽しかった?ストーリー分かった?」

「めっっちゃくちゃおもしろかった!(いろんな意味で)」

 

言葉は分からなかったけど、動画だけでだいたいストーリーはわかるし、なによりめちゃくちゃわかりやすかったです!

主人公たちが悪役に一泡ふかせるところとか、ミュージカル風なところとか、マッチョな主人公の胸がいつもはだけて汗ばんでいたところとか、走る時に手がパーなところとか、スローモーションで揺れる胸筋とか、濃ゆいところとかあと(略)

 

そのあと、近くのお店でチャイを10ルピー(16円)で飲みました。

 

「このあとどうするの?」

「あー宿に戻ろうかなー。なんかちょっと体調よくないんだよね。」

「おーそれは休んだ方がいいよ。映画疲れるしね。」

「昨日きたばっかりだから疲れがねー。」

「ちょっと休んだら、今日ディナー一緒に食べない?」

「うーーーーん・・・まぁいいよー」

「じゃ、またあとで♪」

「うん、じゃーねー♪」

 

うーーーーーーーん。

わからん。。

わたしには、彼はそんなに怪しい感じはないんだけどなぁ。

 

いやいやしかしここはインド。インド。インド・・・

インドの友達も何人かいるけど、彼らはいいやつだし、インド人全部が悪い人じゃないというのも知ってるし、ううううんいやしかしあそこは外国でここはインド。インド。インドお~・・・!!!

 

ま、もうちょっと遊んでみて判断するか(*´∀`)

 

夕ご飯は、彼に連れられてこれまたニューマーケット近くのお店へ!

 

マレーシアでも食べたビリヤニ!

 

中にビーフとポテトが入ってました(*´∀`)

おおお、マレーシアでてつろー先輩に色々食べ物の種類を教えてもらったのが、いま少し役に立っている気がする!先輩ありがとう!

あれ、でもマレーシアではビーフは食べれなかった気がしたけど・・・?

 

そのあとサダルストリートにあるホテルレストランで乾杯~!

コルカタは、お酒が飲めるところはたくさんあります。

 

これがインドのビール!

アルコール度5%と8%のストロングバージョンがあるらしいです。

ラージの友達も誘って一緒に飲みました。

 

「彼は赤ちゃん生まれたばっかりなんだよ!」

「え!そうなの?おめでとう~!どのくらい前に?」

「20日前。」

「へええ~かわいいでしょうね~~~♡」

「でも、まだこいつ見てないんだよ。」

「え?なんで???」

「ヒンディーの夫は、生まれてから27日間は子どもが見れないんだ。」

「へええええええ~ってことはあと一週間後だね。」

「パーティーがあって、その時に会えるんだよー。」

「えー!パーティやるんだ。わたしもそれ一緒にお祝いしてもいいの?」

「おーいいよ!」

「じゃあ行くとしたら、ベイビーにプレゼントだな!笑」

「あはは、ありがとー。」

 

飲んだあとにサダルストリートに戻って、宿の近くのチャイ屋さんでインドの青年たちと、ちょこっとおしゃべりしました。

とにっっっっっっっっかくよく話す(笑)

その人と話すのも、嫌な感じは全然しませんでした。むしろ楽しかったんだけどなぁ。

 

インド一日目。

 

あやしいなって思う人もいたけど、いい人っぽいんだけどなって思う人もいた。

でも正直、全然わからない!!!

もしかしたらみんな怪しいのかもしれないし、みんななんともないのかもしれない・・・

 

オープンすぎてもだめ、でも全スルーしても面白くない。

うーん、どう旅していけばいいのか・・・

 

いまはまだインドをあまり知らないわたし。

これからどんどんインドを知っていくことになるのです。

こわいよー、インド。

 

★1ルピー=1.6円

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