初海外旅行13日目(2009.1.20)
つづいて向かう先は、
ヴァチカン博物館です!
オーストリアの美術史博物館で美術の味を占めて以来、
美術館に向かうのがイヤじゃなくなりました。
むしろ、次はどんな新しい出会いがあるのかな~
ってドキドキー!(*゚∀゚)=3
パリのルーブル美術館での私は、いったいなんだったんでしょう。
と、その前に、サン・ピエトロ寺院の近くの郵便局へ☆
ヴァチカンの切手を購入して、ハガキを書いて、
ポストに投函~~(*´∀`)ノ
黄色のポストだー(*´∀`)
ヨーロッパに来てから、ことあるごとにハガキや切手を買って、
親や友達に送って自慢しています♪ふふふ(*´∀`)
安いし、思い出にもなるし、
国ごとに違う切手や消印が楽しいです☆
無事、ハガキを出し、
いざヴァチカン博物館へ~☆
なんと、14€もします!高い~Σ(゚Д゚|||)
けど、日本と比べるとこの規模でこの値段は、
ずいぶんと安いのかな・・?
地球の歩き方によると、
ヴァチカン博物館で見逃せないのは、
絵画館とシスティーナ礼拝堂とラファエッロの間らしいです。
礼拝堂は一番奥にあるということだったので・・
まずは、絵画館とラファエッロの間
を見て回りましょーうヾ(*´∀`*)ノ
もちろんここも、写真撮影OKだったんですが、
私はほとんど撮りませんでした。
だって、作品を写真に収めたって
この感じはぜっっっったいに伝わらないよ!
それだったら、写真集みたいなものを買えばいいじゃないか!
と思っていた、
あの頃の私に言ってあげたい。
いいから撮りなされ、と (・∀・)
作品を撮った「写真」がいいかどうかなんて関係なくて、
あくまで「記録」がほしかったんです。
ブログにのせたり、こんなの見たっけ~って思い出すために、
撮っておけばよかったよー!
それに気づいたのは、日本に帰ってきてからでした。
ちぇ、ちぇー。
なので、写真はないのですが、出会い探しへレッツゴー!
あったらしい出会いあるかな~(*´∀`)
フォルリの「音楽を奏でる天使」は、
色んなバージョンがあって、石の上に絵が描かれていました☆
水色を基調としていて、絵の端は、
石が崩れるようになっていて、独特。
とてもかわいい感じです!こういうの好きだなぁ。
でも、これじゃない。
かわいい~キレ~ほわ~☆って言うのは、
出会いって感じじゃないんです!(`・ω・´)
ラファエロの傑作である3作品は、
一つの部屋にどかーーん!と置かれていました。
3つともとても大きな作品で迫力がありました。
でも違う、なにか、こう、
出会ったって感じがない!
新しいものに出会うかもしれないわくわく感をひっさげて、
とっても広いヴァチカン博物館の中の作品を、
ひとつひとつ、丁寧に時間をかけて、見ていきます。
この時間が、とてつもなく幸せ~☆(*´∀`)
と思いながら歩いていると、
一つの作品の前で思わず立ち止まりました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ未完の作品
「聖ヒエロニムス」
見つけた瞬間、
目がそこから離せませんでした。
体が固まってるみたいで、身動きがとれなかった。
真ん中にいる人物の腕、肩は力強く、立体的で、
ほんとにそこに存在しているような感じ。
でも、その先はまだ下描きだけ。
そのギャップの大きさに、思わず釘付けになってしまいました。
吸い込まれるように見ていると、
頭の中に、ぐわーーっと波が押し寄せてきて、
次に私が気づいたときには、手の中にあったガイドブックを
ぐしゃぐしゃに握りしめていました。
絵をみるだけで、
ここまで自分でもわけがわからない感覚に包まれるなんて。
これだ。この感じ!
「出会った」っていう感覚!
あの日から、何かが変わった気がします。
あのウィーンのオーケストラを見てから。
自分の感じ方が分かったのでしょうか。
どんな風に感動すればいいのか分かったのかなぁ。
絵を見てこんな気持ちになることがあるって、初めて知りました。
この絵はとっても温かい気持ちにさせてくれた。
そして、我にかえってドキドキしたあと、
いそいそとしわしわになった
ガイドブックをのばしたのでした(*´∀`)
うん、まだ使える(笑)
***使ったお金***
★切手 1€(約125円)
★バチカン博物館チケット 14€(約1,750円)
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