メルボルンのサイズは、わたしには大きすぎる・・・

東京だって大都会、バンクーバーだって大都会、旅中もパリとかロンドンとかいといろ行ったのに、なぜかこの場所にくると激しく疲れます！(´Д｀；)

今は友人の家におじゃまさせてもらっているのですが、もう２週間たったのでそろそろどこかへ移動しなければ・・・と思っているところです。絶対郊外に住みたい！

でも仕事探しが、予想以上に苦戦中でして。。

なんていいますか、アゲインですよ。あのカナダのニート時代の苦しさアゲイン。しかも一緒にニートしてくれているハッピークリエイターいないバージョン！

頭では理解しようとしていても、仕事が決まらないと苦しいですね。否定されているみたいで。レジュメ落としも、ちょっと憂鬱になってきたところです。

行くしかないのだけれど！

っていうか、バリスタ経験ない分際でローカルカフェにばかり配ってるのが悪いのか？（笑）

友人はバリスタ経験ないのにフロアスタッフとしてのローカルカフェの仕事をゲットしたと言っていたから、そういうので仕事が分かれてるところに上手い具合に突撃して「あら、いまフロアスタッフがちょうど！」とかならないんかなー、とか思ってるんですけど。

ならないんですね。ガッデム！

あ、ちなみにあのオーガニックマーケットに落とされた理由が分かりました！

お金の種類を知らなかったからっぽいです。

「え？ボスから連絡ない？うそー、ごめんね、たぶん私（←トレーニングしてくれた人）が”あの子お金の種類もPAYPASSも知らなかった”って言っちゃったからかしらうふふ。まぁとにかくYOU ARE A GOOD GIRL!!（*´∀｀）」

ガッデム！

でも確かに到着して１週間くらいだったから、お金の種類もPAYPASSシステム（銀行カードをぴぴっとやるだけで支払いできるやつ）も知りませんでした。

「あー、これがオーストラリアの通貨！へーPAYPASSはカナダはなかったなー♪」とか、のんきに言いました（笑）

オーストラリア、どこも即戦力をすごい重視してる気がします！

わたしはスキルや知識など優れたものはなにひとつないので、全く即戦力にはなりません。

やる気とか笑顔とか気合いとか、そういうのはあるよ！

Tim Hortonsのサンドウィッチとか、めっちゃ早く作れるし！（違）

いったいどうやって、それなりに時給のいただける仕事をゲットしたらいいのかしら。

あ、レストランを狙おう！

バリスタ関係ないから少しは確率があがるかも？（もっと早く気付こう）

なんとなくおいしかったマフィン（２.７ドル / ２５０円）

あと、シティにもレジュメを配りに行くことにしました！

本当はここで働きたくはないのだが、仕方あるまい・・・(´Д｀；)

トラムは電車みたいで、ちょっとかっこよかったです♪

このボタンの列とかたまらんです。かっこよい！

でも、ほんっっとに人が多すぎて、レジュメを落とす気が全くしないよーー(´Д｀；)

しばらくうろうろしてたのですが、「やっぱ郊外の方がいいな」とか「あそこはアジア人が働いてるから時給安いのかな」とか、もうウロウロしてるだけでした。帰ろ・・・

と思っていたら、小さなレストランカフェみたいなところで「バリスタ / ウェイター / ウェイトレス 募集！」の張り紙を見つけたので、なんとなーく落としてみました。

そしたら、翌日に数時間のトレーニングを経て、ついに初仕事をゲットしたのです！(*ﾟ∀ﾟ)=3

なんかね、すごいんですよ、シティだからかひっきりなしに応募者がくるんですよ。

もうほんとオーストラリア人から、ヨーロッパ人から、南米人から、アジア人から国際色豊かで。

でね、みんなコーヒー作って帰って行きました。

まじでひとりだけです、コーヒー作れないっていったやつ。でもそのたくさんの応募者の中から仕事をゲットしたのです！なぜ！？

そういえば、世界一周旅友のつじおさん（なにげに彼もオーストラリアにいます。笑）が慰め半分に言ってくれてた！

「みさＰだったら、なんかどっかで飛び切り気の合うマネージャーとかオーナーとかに出くわしたりしないかね〜」って！

もしかして！？そうなのオーナー！！！(*ﾟ∀ﾟ)=3

「正直な話をすると、君だけなんだよ、バリスタできないの。」

「そうですよね、見てました。志願者たくさんいたの。」

「即戦力が必要なんだ。でもね、君はナイスだから雇ってみたいと思ってる。僕は君が好きだ。」

「おお、ありがとございますー！（やはり！！！）」

「でも、シフトはたくさんは入れられないんだ。いっぱい人がいるから・・・」

「それでも大丈夫ですよ♪」

「あとね、正直にいうと人種差別するやつが多いんだよ。」

「え？そうなんですか？（そういえばオーストラリアは結構あるって聞いたな）」

「あいつとか、君に冷たかっただろ？ノースマイルだ。アジア人を嫌う人も多いんだよ。」

「うーん（まぁ言われてみれば？でも話しかけたら笑ってたけど）まぁでも大丈夫で…」

「でも僕はそういうのがないし、日本人の良さも知ってるから、いつでも頼ってくれ。」

「（おっちゃんいいやつやん！）ありがとう！」

「言っただろ、俺は君が好きなんだ。学校に行きたいならお金も出すし、家も探すよ。」

「あ、スクールはいか、って、は？」

「もちろん、もう少しお互いのことを知る必要がある。でも出来ることはしたいんだ。」

「いや、そんなにまでしてもらわなくても・・・」

「いいんだ、俺はお金のことは気にしないから。」

「へ、へえ・・・」

「でも、もっとお互いのことを知る必要がある。仕事の時でも、アウトサイドでも。」

「いやいや、もっと知るって、仕事の関係上ってことですよね？」

「ははは、当たり前だよ！もちろん、フューチャーの話だ。なにがあるか誰もわからないだろ？」

「えーと、」

「シフトはみんなで分けるから少ないけど、お金に困ったら言ってくれ。今いくら必要なんだ？」

「いえ、自分で働いて稼ぐってことが経験になると思ってるので、それはtoo muchですよ〜」

「そうか？まぁとにかく、これからだな。よろしく！」

「よ、よろしくお願いします。」

という会話を他の人たちに聞かれないように、倉庫や路地裏で話しました。

元カノの話とか、結婚してるのか？とか、なんか他にもいろいろ細かいことは省きますが・・・

なんかちょっと、つじおさんが言ってくれたような感じの爽やかな感じと違う気が、好かれるのは嬉しいけれども、なんか、なんか、違くないかい・・・？(￣▽￣;)

と思ったけれども半信半疑で働いてみたら、ミスがあっても怒られないし、いっぱい助けてくれるし、「たくさん応募者が来てるの見てストレスかもしれないが、君のシフトは確保するから心配するな！」とか力強いこと言ってくれるし。

なにこのあからさまなひいきのされ方（笑）

これは、あれだな・・・

「つじおさん、仕事決まりましたよ！」

「おおー、さすが！」

「セクハラオーナーにめっちゃ気に入られてね（*´∀｀）」

「でた、そのパターン。イメージどおりだね。」

え？もしかして、最初から爽やかな意味じゃなかったの兄さん！（´；ω；｀）

★１ドル＝８５円