フレドリック家族と古代遺跡アレス・ステナーへお出かけ|Ales stenar

北欧の古代遺跡へ、ファミリートリップ!

昨夜は遅くまで遊んだので、今日は遅起き・・・

ママ、フレドリック、弟くん、おはよー

「おはよー、バイキングスポット行こうよ!」

「バイキングスポット?バイキングって、あの海賊の?」

「うん、まあなんだけど」

「いやますますわからんけども。あれ、ママも行くの!?」

「車で行くわよ〜♪」

「えー!!!用意する!!!」

どこに行くのかあまり分かっていないけれど、フレドリック一家と車でお出かけです!

嬉しい〜!家族みんなでって、わくわくするー!

どうやら向かっているのは、アレス・ステナー(Ales stenar)という古代遺跡みたいです。

約1,400年前に並べられた石の遺跡。

船の形に並べられていることから、バイキングスポットと言われています(というかフレドリックママが言ってただけ。笑)が、誰が何の目的で並べたのかは未だ解明されていない、謎を含んだ遺跡です。

ストーンヘンジみたいな感じかな?わくわくするね!

草むらに猫ちゃん。

可愛い駐車場!

車を降りたあといろんなものを見つけながら、しばらく歩くと、海沿いに出ました。そして・・・

アレス・ステナーに到着!

おおお、本当にストーンヘンジみたーーい行ったことないけどー!

地平線がスーーーっと見えて気持ちのいい景色〜♪

海沿いだからか、風がものっっっっすごく強い!

遠目から見ると、こんな感じ。

確かに楕円の形に並べられているみたいですが、船・・・かなあ。笑

ただ石が並べられているだけのようにも見えるけど、なぜここにあるのかが謎だし、緑があまりに綺麗で、何だかすごく不思議な場所に感じました。

パワースポットって、こういう場所のことかも?

フレママ、ものすごくスタイル良くて羨ましい・・・!

「んーー、ねえねえフレドリック、ちょっとそこに立って〜」

「ここ?」

「うん、で、ジャンプして!!!」←やらせる

イエーーイ、ジャンプ写真〜〜♪

軽いジャンプなのに、高く飛ぶフレドリック。

くっ、さすがジム行ってるだけあるようだな・・・!

で、対抗したんですけど、あいかわらずの全力低ジャンプっぷり。。

どうやって重力に逆らうのかわからん!「もっと下の方から撮って」って、小細工までしたのに!

家族写真〜♡

仲良しだよ〜〜〜、本当に素敵!!!

周りには、たくさんの羊さんたちが暮らしていました。

突進とかされないのかな、、と恐る恐る近づく動物初心者の私。

あの茶色の子も羊なのかな?と、遠くから眺めていると、フレドリックが近づいてきて・・・

ぶすっ。あ、触ってもいいんだ。

「おー・・・(手袋ぬぎぬぎ)」

ぶすっ(笑顔)

なにやら弟くんと話している様子のフレドリック。

ファサ(笑顔)

「いや、なにしてるのかな君たちは」

「なんかいいんだよ、この埋もれる感じ!」

「ほ、ほー・・・」

ちょ、ママまで!!!(((((( ;゚Д゚)))))

よくわからないけれど、羊さんたちとの戯れが気に入ったらしい、フレドリック一家。笑

そのあとはいとこも合流し、車を走らせて近くのカフェに行きました〜♪

背が大きいから、三人になると更に迫力がありますね。

こんなところに何が?というくらい、ものすごく田舎のこじんまりしたカフェに入ってみると、さすが北欧・・・

ド田舎のお店まで、こんなにおしゃれ!

うわお・・・めちゃくちゃ可愛いセレクト雑貨だらけなんですけど・・・!!!

奥に入ってみると、庭園カフェのようになってました。

あー!この丸っこいコロコロした植物好き〜♪

その奥は、北欧らしい温かみのあるカフェスペースがありました。

辺鄙なところにあるというのに、カフェ内は人でいっぱい。有名なカフェなのかな?

本がたくさんある感じも素敵です(人がいない瞬間に収めた!)

私がオーダーしたのはこちら、キャロットチーズケーキです!

オーガニック手作り感満載で、超〜〜おいしい!こんなチーズケーキ初めて〜〜〜♡

しばらくここでフレドリックの叔母さん家族と一緒に話していたのですが、フレ叔母さんがものっっっっすごいおしゃべりで、超おもしろい!!!笑

子どもたちがスウェーデン語で話しはじめると、「イングリッシュ!」って突っ込んだり、とにかくひたすらおしゃべりしまくりました。

これ、家族や友達や仕事仲間と、お茶しながら楽しく休憩する「フィーカ」っていう文化らしいです。

おしゃべりタイムを大切にするスウェーデン。

ものすごく楽しいし、そして何よりこういう時間を共有できるのが、嬉しい〜♪

こうして、半日かけてたっぷり楽しんで家に帰ってきました。

風は強いし、おしゃべりしすぎでもうぐったり。今日は、爆睡だなこれは。

「misaki、まだお腹空いてるかしら?ケーキがあるんだけど、、」

「ケーキって言っても、甘いやつじゃなくてスウェーデンの料理だよ」

「サンドウィッチみたいな・・、サーモンは好きかしら?」

「スウェーデンの・・・シーフードサンドウィッチケーキ???

こちらがそのスウェーデン料理、サンドウィッチケーキです!なんとママお手製!!!

えええええ、いつの間にこんなの作ったの!?すごい嬉しいーーー(感激)

どうやらこの料理は、スウェーデンの定番パーティー料理みたいです。

Smörgåstårta (なんか顔文字みたいなのいるけど、スモーガストルタだと思われ)という、サンドウィッチケーキ!

ケーキのような見た目のこの料理は、薄く切ったパンにマヨネーズとクリームチーズを塗り層を作り、ツナとサーモン、えび、卵、きゅうり、トマトなどを挟んで、周りをデコレーションしたもの。

スウェーデンの旗が、ものっすごくかわいい!!!

カットするとこんな感じ!あーーー、もう!

なんっっって、特別で、おいしいんだろう…!(ちゃっかりワインもいただくあたり)

どうしよう、、本当に嬉しくて幸せで、なんか泣きそう、、

タイやベトナムとは違う顔を見せるフレドリックは、ずっとお兄さんになっていて、でもやっぱり変わらずすごくいい子だなぁと、ますます好きになりました。

一緒に話すのがすごくすごく楽しくていろんな話をしたママは、フレドリックのお母さんというよりも、大切な大好きな友人になりました。

ものすごくシャイで口数の少ないフレドリックの弟イメルは、ものっっっすごく優しくていい子で素直で、近くにいるとほのぼのととても癒してくれました。

3人の小さな家族。

こんな風に特別な想いを抱くのは、わたしにも母と弟と3人で暮らしていた時があったからなのか。

薄暗く揺らぐキャンドルに照らされる食卓は、思い描く温かい食卓そのものでした。

あーー、わたし、この家族大好きです!!!

★1SEK(スウェーデンクローネ)=15円

 

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