攻めのアートに触れに行こう。
こんにちはー。皆様いかがお過ごしでしょうか?
すみません、リアルタイムでは更新が空いてしまいました!
監督とクリロナのシンクロ率やたら高かったな #Euro2016Final
— みさP★海外で暮らす/旅する (@misapwtrip) 2016年7月10日
Euro2016をバッチリ観戦しながらサボってました、すみません。
うーん、時間をもっと上手に使わなきゃと思いつつ、今日も世界のどこかで幸せかみしめております♪
さてさて、ブログはオーストリア最終日!
ハイドンハウスで、ハイドンじいちゃんの暮らしを堪能した後の話です♪
徒歩で、シューベルト最後の家(Schubert Sterbewohnung)までやって来ました!
もらった日本語ガイドブックによると、ウィーン・ミュージアムに属する作曲家記念館の中で、最も詩情あふれるものだそうです。
2つの部屋とキャビネット(何ソレ)からなる住居は兄のもので、シューベルトは晩年の数ヶ月をここで過ごし、そして世を去りました。ここでも、幾つか作曲したみたいです。
シューベルトさんの眼鏡とか展示してあるらしいが・・・
ここは外観だけで、皆さんスルー!
鉛筆にはあんなに萌えていたのに、眼鏡は萌え度が低い・・・!?
どうやらこの後も行きたいところがたくさんあるみたいなので、今回はスルーした模様。
ということでやってきたのがこちら!
金の葉ボールが特徴的な建物、セセッシオン(secession)です!
チケットは9ユーロ(1,230円)でした。
セセッシオンは、今という時代を表現する芸術のための独立した展覧会場として、最も古い歴史のあるギャラリー。
「時代にはその時代にふさわしい芸術を、芸術には芸術にふさわしい自由を」
正面玄関にはこのモットーが掲げられ、当初からその斬新さゆえ、人々に大きな影響をもたらしたとか。
そして、その中心メンバーとなったのが、クリムトさんです!
なぜさん付けなのかというと、語呂がいいからで特に理由はありません。
クリムトの「ベートーヴェン・フリーズ(Beethoven Frieze)」は、ウィーン世紀末芸術の頂点として知られ、目玉となる作品です(本作の方は写真撮影は禁止なので、これはその一部)
全長34mを超える壁画は、人生の幸福への憧れをテーマに、ベートーヴェンの交響曲第9番に対する解釈にのっとって表現されたもの!
展覧会の終了の翌年に8つの部分に切り分け、壁から引き剥がされました。それから約80年後の1986年、再びもとの場所に戻されて、今の常設展示となっているようです。
クリムトさん、知らなかったけど・・・
ベートーヴェン・フリーズ、ものすごく素敵でした…!
色使いや細かい柄がとてもとても可愛らしいというのもそうなのですが、面白いのはそのストーリー性!
左から正面そして右へと帯状に、第1章から第4章までのストーリーを持って、壁をぐるっと囲んでいるのです。
第1章で物語の中に引き込まれ、ふわふわとしている精霊(なのかな?)たちと一緒に流れていき、第4章では、合唱並びをする天使の女の人たちが幸せな顔をしてふわっと幸福空間を表していて、まるで天へと浮いていくようでした。
そうなんです。
なんかふわふわしてた…!(残念な語彙力)
もちろんストーリーはただふわふわしてるだけじゃなく、人類の苦悩、幸福探し、同情、功名心、危険、誘惑、病気、狂気、死、不貞などを経て芸術による理想の領域へと到達することが、表されているのですが。
これが彼らのベートーヴェンの第九の解釈・・・
音楽をよく知っているおじさま奥様たちには、この絵はどう映るんだろう?
セセッシオンの中には、他にも攻めアートが展示されていました。
こういうのは、全くわけわからん・・・
チョコレートの紗々みたいや…(台無し)
という感じで、セセッシオンを後にしました。
クリムト、良かったな。なんだか好きな美術家の一人になるかもしれない!?
あー!なんか見覚えあると思ったら、もしかしてカールス教会では!?
*初旅であわあわしながら観光した(?)教会「王宮でますますハプスブルグ家の虜」
夜のカールス教会と全然雰囲気が違うー!懐かしい!
あの頃はミサに迷い込んだりして、すごくドキドキしたよー!
そのあとは、カールス教会の近くにある、ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ(Wien Museum Karlsplatz)へやってきました。
ここでは、ウィーンの街について学べるようになっているみたいで、街の模型や、ゆかりのある美術家の作品が展示されているみたいです♪
ここも第一日曜日は無料!
なんと太っ腹!
館内かなり広く、ずらりと作品が並んでおりましたが、ここでのお目当てもクリムトさんです!
彼の作品、2つ目!
べートーヴェン・フリーズがあれだけ素敵なんだもの、きっと他の作品もさぞ・・・!!!
さ!ぞ!?(*゚∀゚)=3
ん?なんか微妙だな(超失礼)
クリムトさんっぽいけれど、先ほどのような高揚感というか、舞い上がる感じがないぞ。
というわけで。笑
好きな美術家になったかというとそういうわけではないけれども、クリムトさんについてお勉強させてもらったのでしたー。
ベートーヴェン・フリーズ、めちゃくちゃオススメです!!!
いつか、もう一度会いに行きたい作品。
今度は第九を聞きながら鑑賞してみたら、どうだろう!?
オーストリアご飯をゆる〜くご紹介
今回ランチでお邪魔したのは、Bierreitherというパブレストランです♪
店内はこのようにとても雰囲気のある、私の大好きな感じ!
Radlerというレモネードビールや・・・
Ottakringerなどのローカルビールも楽しめます♪
しかもだいたい1杯3、4ユーロと、お手頃な値段!料理はというと・・・
オーストリアといえばの塩パン(ザルツシュタンゲン)と、巨大プレッツェル〜♪
マッシュルームの揚げ物!
ビールにはやはりソーセージ!
これはなんだったか忘れましたが、バーベキューです。笑
それと、お魚さん〜♪
これらがずらっとテーブルに並ぶと、幸せの極み!!!
場所はこちら。カールス教会の近くですよん♪
それでは、またね。
いつも遊びに来てくださって、ありがとうございます♪
★1ユーロ=137円
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