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マザー・ハウスのボランティア4日目(リベンジ)
昨日の熱も今日起きたら見事にすっきり!!!
やっぱただ疲れてたのかなーー。
ってことで、とりあえず午前中は大事をとってお休みして。
(わたしは決して無理はしないという名の調子のいいタイプなのですふふふ)
午後から、「死を待つ人の家」に行ってみることにしました。
1952年にマザー・テレサにより、インドのカルカッタに設立された、貧困や病気で死にそうになっている人の最期を看取るための施設。ヒンドゥー教のカーリー神を祭る寺院であったが、長く放置され荒れ果てていたものをリニューアルして病院にしたもの。(Wikipediaより)
ここは、マザー・テレサが最初に造った施設。
一度携わったからには「障がい児の家」でのボランティアを中心にやろう。
とは思っているのですが、前に書いた通り、それだけでは足りないのも実感としてあります。
全く経験したことのないことをやってみたい。
最期を看取るための施設というのは行ったことがないので、午後からはここでやらせてもらうことにしました。
同じ宿に泊まる先輩たちに、連いていきます。
ボランティア施設の場所は離れているので、むずかしい。。
マザー・ハウス近くのわたしが泊まっている宿からは、バスで一本で行けます。
おっちゃんが「カーリーガート!カーリーガート!」って叫んでたら、そのバスにどーんと飛び込むのですー!
ってすみません、これもあとで行き方が分かったら載せます。
カーリーガート地区の中にある「死を待つ人の家」
いやぁ・・・
やっぱり、知らない世界に足をふみ入れる時は、ちょっとナーバスになりますね。。
死を待つ人っていう言葉が重すぎる。
まず二階へ上がって荷物をロッカーに入れ(鍵は個人)、手を洗ってエプロンをつけ、男性の部屋と女性の部屋に別れます。
わたしは女性の部屋へと行きました。
ぱっと目に入ってきたのは、やや薄くらい広々とした大部屋と、そこにきれいに並べられている低い簡易ベット。列は4列で長広い部屋。
50人収容出来るようでしたが、わたしが行った時は空きベットも多かったです。
この時いたのは30人くらいかな?
何をしたらいいのか分からなかったので、まずはHELLOって笑顔で挨拶しながらぐるっと部屋を回ってみました。
明るく笑顔で返事を返してくれる女性たち、
毛布にくるまり寝転がっている女性、
部屋の中をボランティアさんと一緒に歩いている女性、
イスやベットの上に座ってぼーーっとどこかを見つめる女性、
インドの言葉でなにかを話しかける女性、
お隣同士とお話しする女性・・・
おーーーーーーう・・・
これが、死を待つ人の・・・
死を待つひ・・・
死をま・・・???
老人ホームっぽい・・・(*´∀`)
実はわたし、老人福祉施設にもボランティアに行ったことがありまして(略
確かに、足がなかったり手がなかったりする女性もいるし、たぶんなにかしら障がいや病気がありそうな女性もいるし、体もとても細くて小さくて・・・ですが・・・
どうみても死を待つ人の家のイメージとは、大きくかけ離れているという第一印象。
「Hello~ How are you today~?」
「元気よ~♪あなたは?」
「今日がはじめてなので、ちょっとナーバスです~はは。」
「あらそう~^^」
「今日は午前中、何をしたんですか?」
「うーんなーんも!ただ座ってたわ~。」
「そうなんですね~ご飯はなにをたべました?」
「ベジねーこんなのとこんなのと(←よくわからなかった)」
「いいですね~わたしもベジ好きです~」
って、英語の受け答えもばっちり!!!
でも英語をこれだけ話せる人はたぶん数人だけで、あとは、みんなインドの言葉でした。
インドの言葉を学びたい意欲がぐぐんと(単純)
とりあえず私は何をやるのかわからなかったので、先輩に習って患者さんのマッサージをはじめました。
マッサージか・・・ん!?マッサージ!!!
タイで習ったマッサージを、いまこそ使う時では!?(*゚∀゚)=3
このマッサージでトニーもめろめろで!
とかなんとかほざいておきながら、一度も使うことなく秘めているスキル、マッサージ!!!
おおおおおねーさまがた!うけとっておくれー!!!(*゚∀゚)=3
と、近くの方にクリームやオイルを借りて、足や手のマッサージをやらせてもらいました。
40代くらいの女性と60代以上の女性2人にやらせていただいたんですが、手や足が細くて細くて、ちょっと力を入れたら折れちゃいそう・・・
いや、たぶんちょっとの力でも痛い気がする。
習ったラインとかツボとかむやみにどすどす出来ない・・・!!!
と思って、なんとなくやさし~~いマッサージに変更。
インドの言葉でありがとうって言ってくれた(と思う)けど、初めてきた知らないボランティア(やや緊張気味)にされるのは、どういう気持ちなのでしょうか・・・ひいい大丈夫ですかあああ。
それでも、気分も心も体も(はむりか)ちょっとでも軽くなれば良いのですけれども。。
「シスター!彼女トイレに・・・」
と声がしたのでそちらの方をみたら、
トイレに間に合わずフロアで小をしてしまった女性と、困った顔の欧米女性のボランティアさんが立っていました。
「(シスターは私の近くにいたので)シスター!シスター!」
「あら、そこでしちゃったのね。」
「どこかに掃除出来る道具ありますか??」
「そこのトイレの方にいったところ・・・」
「あ、オケーです!」
マッサージがちょうど終わったところだったし、その欧米女性をヘルプすることにしました。
「モップがこっちらへんにあるらしいよ~」
「おーあなたどうすればいいか分かるのね!助かるわ!」
「いや、実はよくわからないんだけど笑。」
「これかな?」
「うん多分・・・でもあれないね、えーと、英語なんだろこういうやつ!(ジェスチャー)」
「ああ、モップ洗うやつ!確かにないね・・・ま、まぁとにかくモップでやってみよう!」
といって、彼女がモップがけをして、わたしがゴム手袋つけてモップを洗ってしぼって・・・
「あなたどこ出身?」
「日本だよー!」
「あークール!ドイツのどこ?」
「いや、ジャーマニーじゃなくてジャパン(笑)」
「あ、ごめん、ドイツって聞こえたわ!」
「完全にアジア顔だけども笑。あなたは?」
「カナダよ(*´∀`)」
キター!!!キャーナダー!!!(*゚∀゚)=3
「わっ、カナダに英語勉強しにいってて!」
「あら、いいわね!どこにいたの?」
「ビクトリアとバンクーバー!」
「良いところね!わたしはカルガリーよー♪」
「おおいいね!いやもうカナダ最高っていうか愛してるっていうかその!」
って、ちょっと落ち着けお前(*´∀`)
いつもそうやってガンガン突っ走ってしまうところ、よくないですよ。
あれを思い出すのです。
タイのドミでカナダ人を発見してテンションがあがり、カナダ愛を見せつけるべく愛用している「Canada eh?アイマスク」を、ドヤ顔で見せつけたら「ははいいね!」ってさわやかな笑顔でカーテンをシャッとしめられた、あの苦い過去を!
ガンガンいこうぜオンリーじゃだめなのです!
ときにはいのちをだいじにも必要な訳で、愛は押し付けるだけではダメっていうかああああカナダトークしたーい!!!(*゚∀゚)=3
というわけで、心を鬼にしてぐっとこらえて、その後もボランティアの続き!!!
ボランティア終わったら話そう(めげない)
食事の介助(だいたい一人で食べれる)のあと、食べ終わったお皿やコップを受け取って洗い場に運びます。
そこでお皿を洗って・・・(私は患者さんから受け取り洗い場への係)
そして毛布を配って、床を掃除して終わりです。
そこでも感じたのですが、やっぱりスタッフの患者さんに対する扱いはとても雑。
頭を掴んでぼんってベットに倒した時は、思わずポカーンでした。
それは愛のある行為じゃないと思うんだお姉さんたち。。
口内体温計がうまくできなくて苦しそうな患者さんにも、スタッフたちが笑いながらなにやら言いあってたり・・・
何言ってるか全然わからないんですけど、見てていい気は、全くしなかったです。
計温が終わった後、そのおばあちゃんに、苦しかったねってとんとんしにいきました。
全然分からないけどインドの言葉で話し、涙目なおばあちゃんを見て、悲しい気持ちになりました。
うう。。。
わたしはここでいったいなにをやりたいんだか。。
他にもこれでいいのか?ってこといくつかあったんです。
でも、わたしは変えるだけの能力も意志もない。
・・・くせに、自分の意見を彼らに言ってしまいました。
なんだか今回は特に自分の都合が出過ぎてて、ボランティアがわけわからなくなってるかも。
きっと「マザー・ハウスでボランティアすること」から、うまく感じたり学べたり知ったり出来てない。
だって、これをやるなら日本の方がいいってずっと思っているのです。
自分がここでやりたいことが見えてないんでしょうか。
今までしたボランティアの中で、一番苦戦中です。
「死を待つ人の家」
ここにきてマザー・ハウスでボランティアをする理由に気付きたかったのに、なんだかますますよく分からなくなってしまいました。
でも、分からないまま続けてみます。
変に考え過ぎですかね。。うーむ。。
★1ルピー=1.6円
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