それは、世界で最も美しい本。
おはようございます。
本日は、1日たっぷりダブリン観光へ!といっても、ダブリンは結構見所がたくさん。
ギネスは昨日クリアしたし、あとは何をしようかなあ・・・と調べていると、とても気になるものを発見。
なんとダブリンには、アイルランドの国宝「ケルズの書」と言われる、世界で最も美しい本があるようなのです!
何・・・その、ファンタジーな世界な響き・・・!!!
RPGの世界観が大好きな私は、ケルズの書を求めて冒険開始!(妄想も開始)
ケルズの書は、トリニティカレッジ(Trinity College)の図書館の中にあるみたいです。
トリニティカレッジといえば、ヨーロッパトップ10入りの最高峰の大学。
キャンパスマップに、テンションが上がる・・・!
なんだかその前情報だけで、建物まで賢く見えるのはなんなんでしょう。
やっぱり、大学キャンパス、いいですね。思いっきり勉強する楽しさを知ってから、ますます好きです。
大学内をウロウロしていたら、発見!
トリニティカレッジ図書館です!
さすがあのケルズの書、毎日そのお姿を一目見たい村人たちで溢れかえってるんですね。さすらいの旅人の私も、その村人たちの後ろに並んで・・・
「あ、僕たちはツアーで時間まで待ってるだけだから、中に先に入っていいんだよ」
「あ、そうなんですね、では遠慮なく!」
教えてくれるなんて、優しい村人たちじゃないか、、(もうこの辺にしときます)
中に入るとすぐに、チケット売り場がありました。
「ハロ〜〜♪ 君はツアー参加者かな〜〜?♪」
「ツアー?」
やたらとフレンドリーな受付おっちゃんの話を聞いてみると、図書館への入場料は10ユーロ(1,370円)なのですが、30分ほどの大学キャンパスのツアーを一緒にすると、12ユーロ(1,645円)みたいです。
おお、そういえば学生たちが案内してたなー。
「うーん、2ユーロでキャンパス内も案内してもらえるのかー・・・」
「次はちょっと待つねー、でもツアーはいいよ〜♪」
「あー・・・時間もないから、チケットだけで!」
「オーーーケイ〜♪」
って、なぜかチケットをタダでくれました。
え!?なんで!?って驚く私に、ウインクで特別さ〜♪と。
いやおっちゃん、本当になんで?
タダほど身構えるものはないんですけど、まあそれならありがたく。笑
ケルズの書は、スコットランドの西の島にあるアイオナの修道院により、1200年前に作成された、ラテン語で書かれた装飾本です。
写真撮影が禁止だったのですが、これが・・・
ものっっっっっっっすごい美しさでした。
(画像はこちらからお借りしました)
完璧な直線に並べられる手書きの文字は、その一つ一つが丁寧に丁寧に描かれていました。ところどころにある文字を飾る絵はとても鮮やかで、本というよりもはやアート。
素敵すぎて、ドキドキして、目が離せませんでした。本のイメージが、360度変わる。
20分くらいずーっと見ていたけど、本当はもっと見ていたかった・・・
他にも、本がどのように作られているのかの動画などがあったのですが、丁寧なその手作業に釘付けです。なんて職人技!
無性に本が作りたくなりましたよ、手作りで。影響されやすい。。笑
そのあとは、トリニティカレッジ図書館の長部屋へ!
長さ約65メートルで、図書館の最も古い本のうちの20万冊を収納しているみたいです。
上の階までびっしり!
あのはしごに登って、本を取るのかなあ・・・
触ると崩れそうなほどの本から、ものすごく長い歴史を感じます。
昔の本って、なんでこんなにかっこよくて、惹かれるのでしょう。なにひとつ分からないけれど。
私の実家も、昔は父の本で天井まで埋まってました。
あの頃は、なぜこんなに本が(しかも◯◯学とか難しそうな本ばかりでつまらなそう)と思っていたけれど。笑
ちょっとだけ、ワクワクする気持ちがわかったような?
そんなことがふとよぎりながら、噂通りのケルズの書の美しさと、長部屋のかっこよさを堪能したのでした♪
ケルズの書を見た後、ちょっとだけ賢くなったような気になったけど、まあ勘違いでしょうね、、笑
「ケルズの書」が見れる場所
ここです(手抜き)
★1ユーロ=137円
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