ラオスシーパンドン これがあなたの毎日でわたしの特別

はっっっ!!!!(´Д`;)

夢中になりすぎちった・・・( ̄▽ ̄;)

かなりにぎわっていたカフェだったのに、いつのまにかがらーーーーんです。

わたしの彼氏(猫)も、どこかへ行ってしまったご様子。

・・・ぱたん。

おし!!!

そんじゃ、夕日を見に行きますかーーー!(*゚∀゚)=3

すでにオレンジに染まりかけている中、がちゃんと自転車をまた走らせて、さっきの橋の所までもどりま・・・

ぴたっ。

いや、まてよ。

さっき看板に「SUNSET」って書いてあったな・・・

でも、夕日ポイントなんかあったかな?

あのビーチか?そっちの方角が夕日なのか?

わからないけど・・・

なんか、滝の方に行ってみたいかも!(*゚∀゚)=3

と思い、すかさずUターン!!!

人も少ないだろうし、夕日をひとりじめだ〜♪

また自転車をカフェの近くの同じところに止めて(近くのお店の人、またあの子戻ってきた…という顔してた)、今度は早歩きで、てくてく滝の方に向かいます!

さー、どんな感じかな!?(*゚∀゚)=3

おおおおお!なかなかいいっ!!!(*゚∀゚)=3

ここで座って、滝の音を聞きながら、山に沈む夕日をみようか・・・

いや、まてよ。

ビーチで夕日の方が、気分が盛り上がる気もする!?

ひとりだけど。いや、ひとりだからこそ。

というわけで、もっと進んでビーチの方に行きます!!

いそげ!いそげ!夕日が沈んじゃうよ!!!(((((( ;゚Д゚)))))

でも、ビーチから夕日見えるの、か、

完璧。

もっと水辺に近づいて、ビーチに置いてある丸太みたいなところに腰を下ろして・・・

沈んでいく夕日を、心を空にして見ていました。

ここから。

ここから、世界がどんどん変わっていく瞬間を見つめるのが大好きです。

なんだけど・・・

これ、もしかして沈んじゃったら真っ暗で、自転車漕いで帰れないんじゃ・・・!?(((((( ;゚Д゚)))))

荷物最低限の私は、当然便利グッツは持ってません。

ライトとかいう、そんな旅人的なものは持ってないのです。

漕ぎながらiPhoneで照らすか・・・

いや、あのがったがた道を真っ暗な中、iPhone持ちながらこげる気がしないっす。

きっとiPhoneぶっとんで、画面粉砕お疲れさまでしたパターンだ!

引き返すか・・・?

いや、でもあと10分・・・

5時半!5時半になったら帰ろ 現地男「はーい♪」

どどどどちらさまデスカーー!?(((((( ;゚Д゚)))))

「まだ帰らないのー?」
「(ドドドドチラサマで…)いや、もうすぐ帰るよー」
「暗くなる前に帰った方がいいよー、危ない訳じゃないけど、道が」
「うん、私もそう思ってたところ」
「ふーん」

しーーーーーーーーん・・・

こ、怖いんですけど・・・(´Д`;)

ビーチには私とこの現地男だけ、っていうこの状況が。

くそう。

ここは逆に話しかけ作戦!そしてやつがどういうやつか、見極めよう!!!

「えーっと・・・あなたここの人?」
「うん、入り口にカフェあったでしょ?あれ僕のカフェ。」
「おお、さっき行ったよ~。素敵なカフェだったよ~!」
「ありがとうー。その後ろの家が僕の家だよ。」
「あの立派なやつか!!!」
「はは、大きいでしょ。」

なるほどー!

カフェのオーナーさんだったのかー(*´∀`)

じゃ、警戒レベル引き続き200くらいで。

「明日どこいくの?」
「うーん、なにしよっかなー」
「川イルカ見た?有名なやつ。」
「ああ、まだ見てないー!」
「明日僕、写真取りにいこうと思ってるんだ~」
「へ~ここから近いの~?」
「近くはないなー。ツアーとか出てるよ。明日一緒に行く?」
「明日か・・・」
「行くなら僕のバイクの後ろに乗っていってもいいよ~、ついでだしね。」

うーーーん、正直、川イルカに興味がない訳じゃないけれども・・・

こんなちょろっと話して即「じゃバイクで連れてって♡」って言えるほど、警戒レベルはまだ決して低くはないんですけど・・・

「うーん、実は友達と来てて、その子に聞かないと分からないなぁ。」
「あ、そうなんだ!まぁじゃあ、友達に聞いてからでいいよ~」

彼はここにどうするか連絡してとアドレスを書いて、くれました。

決して悪い人ではなさそうなんだけど、まーすみませんしよう。

ってそうこうしてるうちに・・・

まじでだんだん薄暗くなってきた!!!(((((( ;゚Д゚)))))

やばーーーーい!!!!

彼にばいばいして、そっこーで自転車を取りにいって、まじの全速力で自転車を漕ぎました。

ぬおおおおおおおおお!!!(((((( ;゚Д゚)))))がたがたがたがた!!!

はあああああああああ!!!(((((( ;゚Д゚)))))がたがたがたがた!!!

ふおおおおおおおおお!!!(((((( ;゚Д゚)))))がたがたがたがた!!!

って、まじおしりいたすぎ(*´∀`)

こりゃ明日、尻痛になるぜ!!!時速80kmくらい!!!

牛さんがまた通せんぼしてたのを、振り切って!!

おしりがいたいのも我慢して!!

がたがた道で吹っ飛びそうになりながら、夢中でペダルを漕ぎました。

ふと、夕日が気になって、後ろをふりかえってみたんです。

うっそおーーー!!!!(((((( *;゚Д゚)))))

とっても急いでいたのに、色が折り重なる世界が気になって気になって・・・

何度も何度も後ろを振り返って、すごいスピードで自転車を漕ぎました。

ああ、もうすごい。

そう、つぶやいて、自分の顔がにやけていくのが分かりました。

夕日を見て涙が出るってよく言うけれど、これ・・・

涙ではなく、笑いが出るほど美しい!!!

ありえないよ・・・

わたしなんでこんな幻想的な世界のでこぼこ田舎道を、自転車全速力で駆け抜けてるわけ!?

おかしい!なんなのラオスの日常!!!

「あーーラオスすごー!あははっっ!!!(*゚∀゚)=3」←でかい独り言!

結局間に合わず、途中で真っ暗になってしまいました(笑)

30分はかかりますからねー!

でも、その真っ暗になってたラオスの島では、地元の人たちがテレビをつけて見てて。

真っ暗な庭に集まって笑い合って、子どもがお風呂あがりでいいにおいをさせながら出てきて・・・

夜を楽しむ島人たちが、そこにはいました(*´∀`)

いいなぁ、本当に、ラオス。

わたし、どんな風に夜を楽しめる人なんだろうか。

自転車を返しにまたボート乗り場の近くまで行き、ソフィアとよるご飯でも食べようかと宿に戻っていたところ・・・

「あ!日本人ですか!?」
「あ、はーい、日本人ですよー♪」
「俺、いま日本語勉強中で!!!」

そういうラオス人の彼の手には、ぼろぼろの日本語のテキストが。

ほっほーーう。

「来月友達の結婚式があるんだよ~で!日本に行くの!」
「へー!すごいな、お金ためたのー!?日本高いよー!!」
「航空券は自分だけど、ホテルは友達がだしてくれるんだって♪」
「いいね、楽しみだねー!(*゚∀゚)=3」

彼は旅行代理店で働いていて、なんと偶然にも私の泊まってるゲストハウスのオーナーの弟くんでした!!!

「ねーもうごはんたべた?」
「あ、友達とこれから食べるよ~」
「よかったら一緒にたべない?」
「あーいいよー♪(*´∀`)」
「今日姉の友達がパクセーって街からたくさん来てて、パーティーやるんだ!」
「へえー!超たのしそうー!!!」
「8時半に姉の家でディナーだから、よかったら来てよ」
「おー嬉しい!でも、私たち行っても大丈夫??」
「平気平気!じゃあ、8時半に宿のレストランで!」

ソフィアは外国人と絡みたがってたから、喜ぶだろうな~(*´∀`)

と思ってたんですが、まだ帰ってきてないみたいで誘えませんでした。

というわけで、ソフィアは置いて一人で潜入ー!(薄情。笑)

「ねぇ、何歳なの?」
「またその質問か!◯◯だよ~」
「まじで!?てっきりそれの5、6個下かと・・・」
「すみませんね(やなんだよこの実年齢との差・・・)」
「彼氏はいるの?」
「いるよー」
「あーそうか、はい、分かりました。あー俺、日本人の彼女欲しいんだよなー」

はっきりしすぎ(笑)

でも、このくらいはっきりしてくれた方が、楽ちんですね。

「あ、ここ。」

めちゃくちゃローカルな家ー!!!(*゚∀゚)=3

あーーーー、めっちゃルアンパバーン思い出すよ~

みんなに会いたいよおお同じラオスううう(´Д`;)

お、おじゃましまーす・・・

と、そろりと中に入ると、たくさんの人がいて、みんな突然の訪問だったのに笑顔で迎えてくれました♪

ウェルカムなラオス人、やっぱり大好きー!!!

ぎゃーーーー!!これぞラオスの食卓ー!!!(*゚∀゚)=3

ルアンパバーンで、ローカルなおうちに連れて行ってくれた時と同じ!

真ん中に魚スープ、周りにおかずが二品とベジ、そしてそれらをもち米につけて食べるんです!

彼の英語はペラペラで、他にも少し話せる人もいました。

おじいちゃん、おばあちゃん、おにいさん、おねえさんたち。

この丸テーブルを囲んで、みんなで一緒に話しながら食べて、ときどきタイ番組が流れてるテレビに真剣になって。

そして、いかに日本人彼女が欲しいかをアツく語って・・・(*´∀`)

って、ほんとにすごくはっきりしてて楽なんですけど、この人。笑

「あ、これからレストランにみんなで飲みにいくけど、misakiもくるよね?」
「もちろん!あ、でも、ちょっと宿に戻って、友達連れてくるね♪」

さーソフィア帰ってきてるかな~~~

この幸せをひとりじめなんてもったいないよ~~~

宿までの川沿いの道はとてもまっくらで、穏やかで。

虫の音と、ぽつぽつとある家から聞こえるテレビの音だけが聞こえて、たくさんあるはずのバンガローは、誰もいないかのようにただそこにあって・・・

そしてやっぱり空には、満天の星が見えました。

わたしがすごい星綺麗って感動しても、そうでしょ、だって。

わたしがこの島道を歩いてるだけで幸せって言っても、いいとこでしょ、ラオスに住んだらいいよ、だって。

わたしがありえないくらい幸せを感じているこの島のひとつひとつが、彼らにとっては毎日の、いつもの、あたりまえのことなんだよ。

幸せってなんだろうなー。

さーて。

ソフィアも無事ゲットいたしまして、ここから本番!飲み会開始ですよ~!(*゚∀゚)=3

ラオスで宴会とい・え・ば!!!

一気、一気、一気、一気!!!

ひたすら乾杯いっきです~~~!!!(*゚∀゚)=3

狂ったように「にょっちょー!」って言いました。

かんぱーいって意味!!!ただいまラオスー!!!(←やはり)

ソフィアはラオス式飲み会はじめてだったので、すんごい驚いている様子(笑)

「なんなのラオス人、強すぎるよーー!!!笑」
「はいはいいいから、にょっちょー!!!(*゚∀゚)=3」
「わああああい、にょっっちょー!!!(*゚∀゚)=3」
「むり!むりー!私いっきできないー!!」
「いいことを教えてあげるよ、ソフィア。」
「え?なっ、なに・・・!?(´Д`;)」

「あれ全部あけるまで、ここ帰れないからね♡」

↑あれ。笑

「ラオス人へんたーーーい!!!(((((( ;゚Д゚)))))」
「知ってるにょっちょーーー!(*゚∀゚)=3」
「まだまだにょっちょーーー!(*゚∀゚)=3」

みんなが楽しそうに笑ってた。

ラオス人も、中国人も、日本人も、そこにいたイギリス人も、デンマーク人も。

それだけでいいよね。

うん、それだけでいいんじゃないかな!

やっぱりいいなぁ、ラオス(*´∀`)

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