シベリア鉄道の持ち物と怖すぎたロシア入国審査

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シベリア鉄道旅1日目。

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バックパックと買い込んだ食料袋を抱え、指定された番号の部屋に向かいました。

わたしの部屋は、4人部屋(これしかなかった)

さて、どんな人が相部屋なのかドキドキ・・・

 

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と、部屋の中に入ると、モンゴル人っぽい30代女性がひとり座っていました。

やった!女性だ!ついてるぞ!!!

 

「ハロー♪」

「ハロー」

 

見た目からクールな第一印象だったけれども、挨拶したらニコって笑ってくれました。

おお、いい人そう。よかった!

 

「・・・モスコ?」←英語ではモスコって感じの発音

「イエス、モスコ!モスコ!」

「ふ~~ん・・・」

「?」

 

なんだろう、まぁいいか。

 

さて、今日からここが4泊5日の私のスペース。

城を作るぞおおう!(*゚∀゚)=3

この瞬間がわくわくしてたのしいのです!自分だけのスペース、大好きです。

 

今回シベリア鉄道のために用意したもの

1.ロシア入国ビザ

日本でしか申請できない(もしくはすごく限られている?)ようなので、日本に一時帰国した時にしれっと申請・取得してました。

【2014年4月時点 ロシアビザ取得方法】

(1)Travel Russia.su(英語サイト)で旅行会社発行の旅行確認書&バウチャーを取得。即日PDFでゲット(5分くらいで届いた、約14ユーロ。

(2)ロシア大使館HPのオンライン申請ページ(日本語サイト)で申請書を作成。

(3)この二つの書類をプリントアウトして、パスポート、写真(4,5х3,5cm)を持って、東京にあるロシア大使館へ。

(4)全て提出、パスポートはそのまま預けます。2週間後にビザ取得なら無料で申請可。申請時に入国日、出国日を記入。その期間の30日間のビザがもらえます。

(5)再び大使館へ行き、ビザ付きのパスポート受取。かんたんですよん。詳しくは分かりにくいロシア大使館HPにて!

ちなみに、旅行確認書&バウチャーを申し込むときに、どこの町のこのホテルに泊まるなどを書くのですが、全く違う旅程で旅行しても問題ありませんでした。入国・出国日もビザに記載されている日にちと違ったのですごく緊張したのですが、入国時、出国時も特になにも言われることはありませんでした。いろいろ言い訳考えてたのに…お腹痛くて入国日遅れちゃいましたテヘ☆とか。通用しそうにないイミグレだったので助かりました。

 

2.ウェットティッシュ

超重要品です。シャワーが浴びれないので、毎朝毎晩、体をふきふき。水のいらないシャンプー?とかあったらすごくいい気がする。

 

3.使い捨てパンツ

チベットを一緒に旅したティアスからのもらいもの。こんなのくれるなんて、ティアス、ほんとおばちゃん。笑 でも洗濯とかしずらいこの環境で、超便利でした。

 

4.食器類

熱湯が出るところがあるので、コーヒーやティーを飲むときにあると便利。私は、食材を買った時のプラスチックボックス&フォークを愛用してました。

 

5.食品

すきなものをお好みで。はっきり言って、暇な電車ないでは食べる楽しみが一番なので、気合入れて揃えたほうがいいです!そんな私のおすすめはカップラーメンです。安い、簡単、腐らない、おいしい、庶民派、ぶためん食べたい。

 

6.暇つぶし道具

動画とか、漫画とか、ゲームとか、本とか、妄想とか。廊下にあるのでちょい不便ですが、充電もできます。私はブログをオフラインで書いては、廊下に充電しにいって…を繰り返してました。電気が通ってない時間帯もあるので、そういう時は諦めましょう。

 

てなわけで。

 

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出発前にスーパーで買い込んだ、5日分の食料達!(*゚∀゚)=3

水1.5L、ガム、パン、トマト、カップラーメン、ヨーグルト(腐りかけた)、適当なお惣菜(腐ってた?)

モンゴルで食べ過ぎて太ったので、今回シベリア鉄道ではちょっと抑えます!

 

っていうのが、悲劇の始まりだったんですけどね・・・

 

ちらっとモンゴルのお姉さんの方を見ると、どうやら彼女はシベリア鉄道熟練者のようです。

どこに収納できるかとか知ってるし、収納ボックスも足でほいって開けちゃうし、なによりたーーーーっくさんの荷物!&食料。

お仕事っぽいなぁ。

 

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やはりコリアンヌードルですよね。人気強し。

わたしも辛ラーメン買っちまいました。ポイズンなのに・・・!

 

きゅうりも持ち込んでる!

なるほど、きゅうりだったら痛みにくいからいいかも。

 

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えーっと・・・これは、あの・・・

お土産とかですよね?まさか車内用?

ちなみにお酒好きのわたしですが、なにひとつお酒を持ち込んでいません。乗り物酔いするので、あんまり車内飲酒は得意でないのです。

酒好き乗り物酔い旅人あるある!(?)

 

で、前回の事件。

ウランバートルの宿に携帯を忘れてきてしまった件!

いつもは安いものばかりだけれども、これは結構痛手では。。。

 

まぁ、忘れたものはしょうがないね!

取りに戻るなんてできないし、携帯なくても正直いいけど、うーん・・・

 

「お、おねえさん」

「なに?」

「あの、、少し携帯貸してもらえませんか?」

「???(あまり英語がわからない様子)」

「(宿の名刺だして)ここに電話かけたいので!」

「どれ・・・おーウランバートル。オッケー!」

 

って、電話かけてくれましたー!す、すみません・・・

こうして、宿に電話して携帯はキープしてもらうことに成功!

(リアルタイムのカナダで無事受け取りました。送料60ドル。オーノ~)

このクールお姉さん、やっぱり優しいー♡

 

あ、そしてみなさん気になるのがトイレですよね。

なんかここの読者さん各国トイレ事情好きな人多い気がします。

わたしのブログにトイレ情報を求めてくるのです。変態ですね!

 

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綺麗ですよ〜(*゚∀゚)=3

一両ごとに車掌のお姉さんがいて、お掃除したりゴミを片付けたりと、お世話してくれるので、車内はいつもクリーン!

車掌のお姉さんは英語しゃべれませんので、雰囲気でコミュニケーションです!

 

さて、この鉄道内はすべてロシア時間になるので、時差の時間、5時間を戻します。

15時半頃に出発したけれども、10時半にいきなりなりました。お得感!

 

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ごっはん♡ごっはん♡

こちらはわたしがウランバートルのお惣菜コーナーではまっていた、ロールキャベツでございます!おいしーーい!

 

そしてこのボックスとフォークはキープ!

っていうかコップとかなかったんで、これでお湯にサプリメントとかして飲んでました。

コップほしかった。

コーヒーも買えばよかったくそう・・・(さっそくつまずく)

 

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そして、同じくお惣菜コーナーで買った野菜を軽く食べてみました。

・・・ん?なんか変な味がする?こういう味なのかな・・・

まぁなんにせよ、お惣菜は今日中に食べるに越したことはなさそうだ。

 

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パンもちょくちょくつまみながら。今日のごはんはこれだけです。

ただ座ってるだけだもの食べちゃいかん、食べちゃいかん。。。

 

しばらく外を眺めたり、ブログを書こうとしたのですが・・・

こ、腰が痛い・・・(´Д`;)

なんなの一体、本当にこれ・・・

 

昔初旅した時に同じような現象に陥ったことはあるのですが、その時の痛みに似てる。

とりあえず腰が痛かったので、ごろーんと横になっていました。

なぜか車内に流れる音楽。なぜか流れる宇多田ヒカルさんのFast Love。口ずさむ私。

暇や。

 

そして横になってだらだらしていたら、今度はだんだん気持ち悪くなってきました。

なに!一体何が起きているの私の体に!(´Д`;)

 

乗り物酔い?確かにすごい揺れているが・・・

でも電車でこんなに吐きそうになるくらい気持ち悪くなることってあまりないのに。

はっっ、さてはさっきの変な味がしたお惣菜が!?

 

うおおおお~~~

気持ち悪いいい~~~腰痛いいい~~~

寝よう、とにかく、ひたすら寝よう!!!

 

 

気持ち悪くて寝れない(´;ω;`)

 

 

いっそトイレで吐いてくるかどうかもんもん悩んでいたら、あっというまに18時。

「パスポート」

き、きたー!出国審査だ!!!

 

気持ち悪いまま、部屋の椅子に座って順番を待ち、出国スタンプを押してもらうのを待ちます。

トイレに行くかどうか迷いながら待ちました。

長い1時間だったよ!!!ってことで無事出国スタンプゲットー。

 

さぁ、寝よう!ガンガン寝よう!

何気にモンゴル時間だと夜中の0時なのです。

 

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夜になるとライトがムーディーになります。クールお姉さんに「ぐっなーい」といい就寝。

あ、今度はいい感じに寝れ・・・そ・・・

「パスポート」

くそっっっ、何時だ!20時半!モンゴルだったら夜中の1時半ですからね!!!

 

今度はロシアへの入国審査です。

すでにロシアビザは持っているものの、記載されている入国日は2週間前。

そうです、わたしはすでにロシアに入国しているはずなのです。書類上で。

 

という不安はあるものの、それを遥かに上回る眠気&吐き気!!!

あああ、早く終わってくれえ出国審査~

 

ロシアの入国審査になったとたん、クールお姉さんがそわそわしはじめました。

車掌お姉さんもそわそわしております。

 

その瞬間、わたしは悟りました。

 

熟練者がソワソワするくらいの厳しい入国審査な予感。。。

 

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いろんなものと必死に戦いながら、椅子に座って待っておりました。

はやく、はやくきてくれ・・・

 

そしていよいよ、わたしたちの部屋へ。

まずはクールお姉さんから。

 

パスポート、荷物、質問(ロシア語?)などなど・・・

かなり厳しい様子!!!

 

荷物もぜんっっっっぶひっくり返して、これは何、これは何、って聞かれてました。

どんびく私。こ、こわあ (´Д`;)

 

そして、次はわたしの番。

パスポートをいろいろチェックされて・・・

 

「stand up!」

は、はい!(棒立ち)

「look!」

え、あ、は、はいっ!(ロシア官と見つめ合う)

 

 

 

・・・・え?長くね?(目泳ぐ)

「looook!!!!!」

は、はいいいぃ!!!(再び熱く見つめ合う)

 

じーーーーーーーーーーーーっ。

 

・・・い、いや、長い!長すぎる!そんなに見つめないで!

あああああぁだめいろいろな要素が絡まってぶったおれそう~はやくしてくれ、っていうかそんなに見つめても同じだよおお~~倒れる、倒れ、たおれええええ~~~

 

 

ぽんっ(スタンプ)

 

 

あ、入国許可おりたよかった・・・ (´Д`;)

 

こんな怖かった入国審査初めてです・・・

超威圧的!「立てええええええいっ!!!」みたいな!

一体ロシア、どんな国なの・・・???

 

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