どうも。
食べログのライバル(非公式)としてがんばってきた当ブログですが、ここで残念なお知らせがあります。
ミャンマーにきてから反対の方向へ食修行に励んでおりまして、なにひとつ食に対する情報がありません。
まぁ一応やってみましょうかね。
ミャンマー食リポ。
朝ごはん+昼ごはん!
宿で出る食パンにバターとジャムを塗り、半分は昼ごはんへ!
とてもぱさぱさしているが、インスタントコーヒーはおいしい!
夜ごはん!
そのへんで売ってるりんご!
りんごの味!
以上です(*´∀`)
もともと食にはそこまでこだわりがないので、いかに台湾編が特別だったかがわかりますね。
インドビザを申請し終えたので、ちょっくら他の街でも行ってみようかと、宿の目の前にある旅行代理店(?)でチケットを確認中。
バガンまでのバスを、15,000K(1,500円)で購入!
バガンって人気だからよく聞くんだけど、なにがあるんだろう?
実は、あんまり調べる気も起きてないのです。
ひとり旅への意欲をかきたてようと、必死にあれこれしてみるんですが・・・
とはいえ、宿で一人でいるよりかは外にいた方が楽しいので、今日も43番のリボンバスにのって観光しますよー!
相変わらずの車内販売も、もう見慣れた光景。
相変わらずの日本のバス。
今日も、ドヤ顔で走っております!
この目の前の女性のほほについているのは、タナカという木をごりごりすりつぶして作る粉。
伝統的なオシャレかつ、日焼け止めの効果があるみたい!
タナカさんの木。
子どもも大人も、タナカさんを塗ってる人がたくさんです♪
こうして降りたバス停は、ビザ申請のときに日本大使館にきたときと同じところ。
バス停を降りて、こんな感じで向かうと・・・
見えてきました!
シュエダゴン・パゴダ!!!
約2500年前に建てられたとされていて、ミャンマー国内の各地からここを目指し参拝に来る人も多く、地元の人にとって神聖な場所。ヤンゴン随一の観光地です!
がんばる若者。
男の人たちが履いているこの巻きスカートは、ロンジーという民族衣装。
おじいちゃんもおっちゃんも若者も子どもも、みーーーんな履いております♪
いやぁそれにしてもミャンマー男子・・・
細身でスタイルいい人多いなー♡(パゴダを目の前にして煩悩だらけ)
パゴダ内は、靴と靴下を脱ぎます。
キャミソールとかもだめです。肌を隠しましょう。
裸足になって、道路もそのままわたりましょう。
まじかい。
階段をのぼって入り口で、チケット8,000K(800円)を買いました。
そして、地図をもらいました!
それを広げてふんふんと眺めていると、ミャンマー人のおっちゃんがいろいろ説明してくれて、こういう風に回ると良いよと教えてくれました。
やはり、やさしいぜミャンマー人!
ではいざ!!!
シュエダゴン・パゴダをひとりぷらぷら散策開始ー!!!(*゚∀゚)=3
この黄金、まさに圧巻。
すごい。
こういう金ぴか系ってあんまり好きじゃないんですが、なんかおもしろい空気が流れているよここ!
なんて言ったらいいか・・・
観光客もすっごい多いんだけど、地元ミャンマー人もたくさん。
観光地なんだけど、観光地じゃない。
騒がしいんだけど、穏やか。
突き刺さるような日差しをさらにこの黄金が反射させて、思わず目を細めながらひとりでうろうろ。
この空気すきだなぁ。
でも・・・
広すぎてなにがなんだか ( ̄▽ ̄;)
ガイド付けてもいいなここ。
と思ってぼーっと地図を眺めていたら、ガイドっぽいミャンマー人に声をかけられました。
「なにみたいの~?こっちにこの見所があるよ~(*´∀`)」と連れて行ってくれようとする、おっちゃん。
これは、後からお金が発生するパターンだな。
ま、いっか。ガイドしてもらおう!(超軽い気持ち)
パゴダの周りにはこのように、曜日ごとの祭壇がそれぞれの方角にあります。
ミャンマー人は誕生日の曜日を、とても大切に考えているみたいです。
こんな風に自分の誕生曜日の祭壇の前で、水をかけてお祈りしています。
わたしも、おっちゃんガイドに教えてもらってやってみました。
手前の仏様から奥へ、3回、2回、1回、そして水汲みの下にいる仏様に、3回・・・
って教えてもらったけれども少し調べてみたら、歳の数だけ水をかけると言う人が多数。
まさかそういうことじゃないだろうね、おっちゃんガイドよ(*´∀`)
このお水を頭にちょいちょいってやると、頭が良くなるらしい。
どうぞひとつよろしくお願いします仏様・・・!(真剣)
この星の中で願い事をすると叶うんだって。
でも、この頭をつけて祈る姿を見た後には、とてもできません。
わたしは、信仰がとても薄い人間なのです。。
写真展がありました。見えないところも、これで見せてくれる。
この黄金のパゴダ、昔はなにひとつ金はなかったんだって。
それが長い年月の多くの寄付によって、今の姿になったとか。
こんな風にたくさんの寄付があって、パゴダは宝石だらけです。
これは、パゴダのてっぺん。
ものすごい数のルビーやサファイヤ、ダイヤモンドがちりばめられているみたいです。
あの先端が。
こんなんらしい。
っていってもよくわからんなぁ。あまり宝石には興味ないし・・・
でもこんなに宝石で固められているのに、まったく嫌な感じがしません。
ミャンマー人にとって、ここが信仰深い場所だからかな?
「じゃ、ガイドはここでおしまいね(にこにこ)」
「ども、ありがとうです。いくらですか?」
「いやいや!君に任せるよ!」
「ふうむ。じゃ、5ドルで。」
「え?(*´∀`)」
「え?(*´∀`)」
「いやいや、僕にも家族がいるからね(にこにこ)」
「そうなんですね、ガイドがお仕事で!」
「だいたいみんな、50ドルとか払ってくれるんだけどね(にこにこ)」
ってこらおっちゃん。
1時間のガイドに、5,000円は絶対になーいっ!!
「いいんだよ、20ドルでも、30ドルでも。ぼくは気にしないよ(にこにこ)」
「だから5ドルだってば。」
「15ドルでもいいんだよ(にこにこ)」
「5ドルだってばー。」
「15ドルでもいいんだよ(にこにこ)」
「・・・。」
「(にこにこ)」
「(ねばるなおじめ)わかった10ドル。」
「15ドルでも(略)」
ねばりまくるおっちゃんを前に10分くらいやりとりして、10ドル払ったらとても不服そうに帰っていきました。
え!?(((((( ;゚Д゚)))))
ガイド付けたことないからいくらくらいかわからないけど、10ドルってかなり支払ったほうだと思うけれども!
その後一人でまたぷらぷら~。
くそう、ガイドの相場はいくらなんだ・・・
気になるぜ、気になって仕方がないぜ・・・(またもや煩悩の固まり)
ここにはのんびりできるところが、たくさんあります。
ミャンマー人も観光客もいろんな木陰に座っては、好きなことをして時間を楽しんでいます。
かなりもやっとしたけれども、気を取り直して、のんびりてつろー先輩からもらった本を読むことにしました!
ま、この本、かなり重くて、読むのがつらかったんですけどね・・・
決してのんびり系ではなーい ( ̄▽ ̄;)
ミャンマー男「ぺらぺらぺらだからソコに行ってくださいよー!」
ん?日本語?
ああ、日本語を話せるガイドさんか。
もう騙されない。もう騙されないぞー。
日本語ガイドさんは私をちらっと見ると、電話でお客さんと話しながらぺこっと挨拶してきました。
あ、どーも(ぺこっ)
「(ぴっ)どーも、日本人デスねー!」
「はいー、お仕事中ですか?」
「ああ、客がねー!なにしてるんですかー?」
「のんびりしてるんですよー♪」
「へーもうパゴダ観光したの?」
「しましたよ。」
「変なガイドにだまされないでよーはは♪」
「いや、それがもうやられたっぽい笑」
「え!?は!?まじでー!?このパゴダ偽物ガイド多いからー!」
「おにーさんはライセンスもってるね!」
「そ、俺はちゃんとしたガイドですからー!(*゚∀゚)=3」
昔日本で暮らしたことがあるこのガイド、ミオの日本語はか~~~なり上手!!
だけど相当口が悪くて、「あの女」とか「ブス」とか言いまくるんですよ笑。
「なによー!いくら払ったんだよー!」
「10ドル。これって高いよねぇ!?」
「はー!?たった1時間で!?俺なんて半日で15~20$なのに!!!」
「ああ、やっぱり~~~くっそー悔しいぜ。。笑」
「なんだよー!あーなんかごめんなさいねー。。」
「え?なんでおにーさんが謝るのよ笑!」
「いや、そういうの悔しくって。もっと俺が早く会ってれば!!」
「あっははほんとですよ。でももうお金払わないよここでは笑。」
「あーケチだからな!笑」
「そ、ケチだからー!笑」
なんか、この悪口が心地よい。
話しているうちに気付いたんですが、ミオは日本語だけでなく、英語もぺらっぺら!!!
しかもこの英語の話し方・・・だれかに似ている・・・
「ん~、今日これからなにするんですか?」
「そのへんぷらぷら観光するよ。でもガイドなしでね!笑」
「まじでケチだなこの女ー!」
「旅長いから毎回ガイドとか払ってられないんだよ~」
「ふーん・・・今日夜あいてる?」
「え?ナンパですか?笑」
「ちげーよ笑!よかったら夜パゴダガイドしてあげようか?タダで。」
「へ?なんで!?なに目的!?」
「いや、なんか偽ガイドにやられてかわいそーだから。特別だ。今日暇だしな笑。」
ええええ。
タダか・・・
確かに案内してもらえたら嬉しいけれども・・・
タダよりこわいものはないっっ!( ̄▽ ̄;)
「いやあ・・・ますますあやしいわぁ・・・」
「お前まじで性格悪いのな笑!」
「さっきミオ、騙されるなよって言ってた・・・」
「俺は信じろよ~。あ、でも終わったらビールな♪」
「うーん。まぁじゃ、夜またここ戻ってくるから。」
「おーオーケー♪本物のガイドがどんなもんか見せてやるよ~♪」
いったんお別れ!って、足の裏きったなー!!!(´Д`;)
ちょっと街をぷらぷらして・・・
これクーンっていう、ミャンマー人大好きな噛みたばこ!
道路のそこら中に赤いあとがあるからなんだろうって思ってたら、どうやらこれを噛んでぺ!ってやったあとらしい!
ビンロウ(檳榔)っていう果物の種と石灰を溶いたものを、キンマの葉に塗布してくるくる包みます。
それをガムのように噛むんだけど噛んだあと、歯が真っ赤になるんですよー!
たまにいきおいよくぺ!ってやった時に、ひっかけられそうになります。ひいい(笑)
「お、戻ってきたな。じゃ、はじめますか!」
夜のシュエダゴン・パゴダ観光!!!
昼間と雰囲気、ぜんっぜん違うー!!!(*゚∀゚)=3
なぜかあちこちで、誕生日を祝っている人を見かけました。
こんなところでやっちゃっていいの!?
昼間のおっちゃんガイドが教えてくれなかったことも、色々教えてくれるミオ。
ミャンマー人が大切に思う生まれた曜日のことも、もっと詳しく教えてくれました。
「あんた彼氏いんの?」
「いますよー。」←誰にでもこう言うようにしている
「曜日は?」
「えーっと、土曜日かな?」
「おー相性悪いわ!別れろ!」
「おい(笑)」
昼間のおっちゃんガイドに話した時は、「相性いい」って言ってたのにねー!
ミオのこの、ずばっと感が好きだわー(*´∀`)
「ほら、こういう風に曜日はみるんだよ。この先しばらくいい運気に入るね。」
「へーそうなんだー!おもしろいなー。」
昼も夜も、一生懸命祈るミャンマー人。
やっぱり祈る姿はいつもとても美しくて、そして近づけない。
「ふーーん。」
「・・・なに?」
「いや、あんた建物より人に興味あるんだねー。」
「はは、そうっぽいね。」
「俺ガイドだから、お客さんがどういうのが好きかいっつも探ってんの。」
「へえ」
「会話の中とか撮る写真とかで、分かっていくんだよ。」
「ああ、なるほどー」
「あ、おにーさん、なんか困ってます?あーこれはこういう意味で(←英語)」
あーーー!!!っていうか分かったーーー!!!
ミオの話し方も声も・・・
フランクのお義兄さんに、そっくり!(*゚∀゚)=3
特に英語の時は、本当もうそのまんま!
だから、なんかこの人親近感があるなーと思ったんだー!!!
やばい!懐かしいー!ってか台湾戻りたい~~(´;ω;`)
「ミオー、英語で話しましょうよお~♪」
「えーやだよ。日本語の方がいいわ。」
「え~~、ちぇっ。。」
「お、ちょっとここに立ってみて。」
「ん?なんか見えるんですか?」
「ここから見るとトップがグリーンに光るんだよ。サファイヤ!」
「ええええええ~~~~!!!すごおおおおい!!!(*゚∀゚)=3」
「ここは赤!ルビー!で・・・ここは白!ダイヤモンド~♪」
「へええ、おもしろおおおおおおい!!!(*゚∀゚)=3」
「・・・・へーー。」
「なに?」
「こういうのも好きなんだー。笑」
「え?だって面白いじゃないですかー!夢がある!(*゚∀゚)=3」
宝石には興味ないけど、実際にこうやって光って地上からでも見える、宝石の輝きに夢があるよー!!!
「満足した?」
「はい!ほんっとありがとうございますー!」
「あーまじで今日タダ働きだわぁ~、ほんっともうこの女ケチ!」
「はっはっは。ビールくらいおごりまっせ兄さん(笑)」
チャイナタウンで、ごはんを食べました。
内緒ですが、色んな話を聞かせてくれました。口の悪いミオだけど、とても真剣に。
『良いことも悪いことも自分に返ってくる』
だから今日まじでお金になんなかったけど、でもいいんだよ。
今日みさきさんを助けた分、そのうちなにかいいことが返ってくるから。
「ま、だから、お前人を騙したから、今日その分が返ってきたんだよ!笑」
「あっはは!いやーほんっとそうだと思いますー。笑」
「君のため」じゃなくて「自分のため」
わたしは、ミオのこのはっきりした言葉が好きでした。
ミオは、自分のためにわたしを助けたのかもしれない。
でもそれで、わたしの心が軽くなったのもまた事実。
今日はありがとう、ミオ!!!
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