カメラを首からぶら下げてインドを歩いてみたら

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以前、インドではカメラ外に出さない方がいいと書いたら、「インドでカメラを鞄にしまっておくなんてもったいない」というコメントをもらったので。

カメラを首からぶら下げて、インドの街をぷらぷら歩いてみました。

 

ここプリーは小さなのんびりとしたゴミビーチの街。

子ども達が制服を着て学校に登校し、若者達が外で元気に遊んでいます。

 

街はカラフルで質素な建物が多く、写真を撮るのも楽しいです。

 

ボロかっこいい家(玄関前になぞの紋章あり)

 

こんな風な小さな雑貨店がいたるところにあり、たまにお金をぼったくられます。

 

「ハローフォトー!」

さっそく、一組目がひっかかりました。

お父さんが、娘さんの写真を撮ってくれ!と言っているようです。

 

自慢の愛娘の写真をパシャ!っと撮ってあげると、満足そうに「サンキュー!」と言って去って行きました。

いえ、こちらこそ、サンキューでーす。

 

「ハロー!」

今度は男子学生がすれ違い様にわたしのカメラを指差し、写真を要求してきました。

カメラを構えるといきなりシリアスになり不機嫌な顔の写真が撮れたので、それをはいって見せるとにこっと笑ってるんるんで去って行きました。

どうやらこの不機嫌顔は、彼のキメ顔だったようです。

 

「へ~い!フォトプリ~ズ♪」

にやにやしている陽気な2人組が現れました。

野菜を頭に乗せおちゃらけた写真を撮ってあげると、あははうけるうー!とひとしきり笑って去って行きました。

 

「ヘイ!ジャパニーズ!こっちこっち!フォト!」

しきりに呼ばれたので、そっちの方に行くと、家族・友達で団らんしており、「この子は俺の子どもだから撮ってくれ!」「次はこっち!」「あとここも撮って!」と、次から次へと色々な人からの要求が飛び交いました。

 

「わおこりゃいいぜ!Bluetoothないの!?」

ごめん、そんな立派な機能はないんだよ。

 

「WiFiでこう、ぴって飛ばせないの!?」

ごめん、わたしのカメラはケーブルで差し込むアナログ式で・・・

 

「その写真プリントしてくれえー!」

ごめん、それもちょっと約束できな・・・

 

「うちの母も撮ってくれ!もっとこう、近くで!」

・・・・・。

あ、あの、もうそろそろ行くね・・・

 

「待って!まだあとあそこんちのじいちゃんなんとかかんとか!」

「次はうちの子を撮ってみてはなんとかかんとか!」

 

ばいばーい。

てくてくてく。

 

「1フォトプリーズ!」

ああ、はいはい、1フォトね。

ぱしゃ!

はい。こんな感じでいいっすか。

 

「うんいいね!あと、マニープリーズ。」

だまって学校へお行きなさい。

 

「ハロー!1フォトー!」

ほう、はいはい、1フォトね。

ぱしゃ!

はい。どうっすか。可愛く撮れたかなぁ。

 

「うん、いい感じね!あ、なにか食べ物は?」

ないよ。

 

30分くらいで、よくわからん人の写真を撮りまくりました。

うん・・・

 

・・・そっ(カメラを鞄にしまう)

 

★1ルピー=1.7円

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