美術オンチが美術に目覚めた日

初海外旅行10日目(2009.1.17)
・・・オーストリア / ウィーン・・・

楽友協会のコンサートチケットを受け取って、
今度は、美術史博物館へ向かいます!

うう、また美術館かぁ・・
いまいち気が乗らないよ・・。

しかし、この美術館は特別なのですよ!

フランス(パリ)のルーブル美術館
スペイン(マドリッド)のプラド美術館

オーストリア(ウィーン)の美術史博物館

は、なんと世界三大美術館なのです!!!

世界三大が、ヨーロッパばっかりに集まっていて
いいのだろうか・・(((((( ;゚Д゚)))))

世界三大と言われたら、
やっぱり行かなくてはいけないような気もする。

というわけでしぶしぶ向かうことにしました。
だってだって、美術に興味の無い私がただぷらぷら歩いても、
ちっとも面白くないんだもーん!


ということにならないように。


実は、前もって予習をしておいたんです。
A型まじめー!

有名な作品、作者、館内の地図などなど・・
国別の地球の歩き方のページをコピーして、
(私が持ってきているのは、地球の歩き方ヨーロッパ編なので)
日記用ノートに貼付けておいただけ!

とっても簡単!予習と言っていいんだろうか!
でもコレで安心です(*´∀`)

まぁ・・唯一の不安は、
ルーブルでも同じ手を使ったのに、
あの始末だったってことです。



・・・だめかもしれない(*´∀`)



楽友協会から徒歩で、
美術史博物館に到着しました!!





ナニコレ!(((((( ;゚Д゚)))))
ルーブルのときも、美術館自体が美術作品のようで、
驚いたけど、ルーブルだからかと思ってました。

美術史博物館自体もまた美術だー!
美術館って、こういうものなんだ・・(・▽・;)


10時から開館なんですが、
ちょっと早く来すぎて、入り口でうろうろ。
私の他にも数人待っている人たちがいました。


そして10時ぴったり、朝一番で美術館へ。
入り口でチケットを買って、
中に入ってみると・・・




だから、ナニコレ~~~(((((( ;゚Д゚)))))
中がすごすぎる!これが美術館・・!!?

あまりに豪華な館内にどきどきしつつも、
予習メモを見ながら、まわります。


一階はチケット売り場で、
階段をのぼって二階が美術館になっています。

なんだか、ルーブルより全然小さくて、
すごく見やすいぞ(*´∀`)


その小さい美術館にいること約2時間。

2時間もたってた!?って思うくらい、
足の疲れも気にならないくらい、

本当にあっという間でした。

ガイドブックにのっているような
超有名な作品を中心に見て歩いていたら、

思わず立ち止まってしまうような絵に、
いくつも出会ってしまったのです。
(ガイドブックに載っている絵ではなかったです。)


私は無知で、おそらく有名であろうその作者のことを全く知らなくて、



(弓を作るキューピッド/parmigianino)


でも、目の前にある表情にはっとしたり、
やさしい雰囲気に心がほんわかしたり、



(幼子キリストとヨハネ、二人の天使/rubens)


絵の人物に惚れるかと思うくらいかっこいい!
と思えたりしました。



(ゴリアテの首を持つダヴィデ/caravaggio)


これは私にとって本当にありえないことで、
こんな風に絵をみてドキドキしたのは
生まれて初めてのことでした。

有名かどうかも分からず、
何の知識も無く、

でも美術館の数ある絵の中のいくつかに、
ドキドキしたんです。


あの限られたスペースの中に、
たくさんの壮大な世界を造り出せるなんて、
信じられない。

絵描きってすごい。


なんか、ちょっと、

美術館て楽しいとこかもしれない!




帰国して、今までが嘘のように美術館に行きまくってたら、友達に
「・・すぐ影響されるよね(苦笑)」
って言われました。


まぁまぁ、聞いておくれよ!(*´∀`)


あのね、海外の美術館てね!

美術館自体が美術で、
写真もとっていいし、模写したっていい。
日本みたいにぎゅうぎゅう詰めの中で
流れるように見ることも無い。
ぺちゃくちゃおしゃべりしながら見る人たちにも
邪魔されないで楽しむこともできる。
好きな作品を好きなだけ見れる。

とても楽しい場所なんだよー!!(*´∀`) ←得意気



返事は
「みさPに言われるとウケる(笑)」
でした。




たしかにw


それでもこの日の朝一番の美術館は
とーーーーっても空いていて、
だれにも邪魔されずに見ることができて、
なんだかとても、満たされたんです!



 ***使ったお金***

 ★美術史博物館 10€(学生は7.5€)

 

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